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第8世代Core i7搭載で持ち運ぶメインマシンに最適

使い方多種多様、音にこだわり感じる360度回転ヒンジの薄型ノートPC

2018年02月19日 09時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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「Spin 5 SP513-52N-F78U」

 スマートフォンやタブレットが高機能になったとはいえ、文字入力にのしやすさなどから、ビジネス用途を中心にノートパソコンの需要はまだまだ高い。しかし、その一方でタブレットの手軽さに惹かれる人は多く、正直ノートとタブレットのどちらを選択すればよいのか悩んでいる人もいるだろう。

 その1つの解となりうるのが、ノートとしてもタブレットとしても利用できる2in1ノートパソコンである。今回紹介する日本エイサーの「Spin 5 SP513-52N-F78U」(以下、Spin 5)も同種の製品で、超薄型の13.3型というサイズながらも、使い勝手に優れる製品に仕上がっている。今回は、Spin 5の特徴や魅力はどういったところにあるのか、詳しくみていこう。

場面に応じてディスプレーの使い分けが可能
CPUには第8世代のCorei7-8550Uを搭載

 Spin 5の外観は、グレーを基調としてまとめられており、かなり落ち着いた雰囲気。厚さはキーボード部がおよそ10mmで、ディスプレーを含めてもおよそ15.9mmとかなり薄い。重量も約1.5kgと、持ち運びに優れている。

厚さはディスプレーを閉じてもおよそ15.9mmと薄い

 ディスプレーはIPSパネルを採用し、視野角は178度。発色は良好で、画質は申し分のない出来だ。タッチスクリーンにも対応しており、標準でAcerスタイラスペンが付属。なお、解像度は最大で1920×1080ドットまでサポートする。

 本製品の最大のウリとなるのが、ディスプレーのヒンジが360度回転する点にある。これにより、360度回して裏返せばタブレットのように利用できるほか、180度で平らにすればディスプレーを用いたプレゼンテーションも可能。ディスプレーとキーボード部の間に少し余裕を持たせ、そのまま立てかければ動画鑑賞などに打ってつけのテントモードにもなるなど、さまざまな場面で活用できる。

ノートとしては一般的なクラムシェルモードでディスプレーを開いたところ
ディスプレーを360度回転すれば、タブレットとして活用可能
ディスプレーとキーボートを開いて立てればテントモードとしても利用できる
ディスプレーを180度倒せば、タッチ操作を使いながらプレゼンできる
付属するAcerスタイラスペン。高い応答速度で、筆圧感知は1024レベルだ

 Spin 5のスペックは、CPUに第8世代CoreプロセッサーのCore i7-8550Uを採用。定格動作クロックは1.8GHzと低めながらも、Turbo Boost Technologyにより最大4GHzで動作し、高いパフォーマンスが期待できる。また、メモリーはデュアルチャネルに対応したDDR4-2400を8GB搭載し、ストレージは256GB SSD。オフィス用途や動画鑑賞といった用途ではまったく問題のないスペックだ。

 ネットワークは有線LANこそ用意されていないものの、Qualcomm Atheros製無線LANコントローラである「QCA61x4A」を採用し、デュアルバンドのIEEE802.11a/b/g/n/acに対応する。また、同コントローラーによりBluetooth 4.1をサポートしているのも見逃せないポイントだろう。

 キーボードはキーピッチが実測でおよそ18mm、キーストロークがおよそ1.5mm程度で打鍵感は良好。タッチパッドの左上には指紋認証も用意されており、セキュリティー面でも憂いはない。

87キータイプの日本語キーボードを搭載。キーピッチは広めでキーは打ちやすい
タッチパッドの左隅には指紋認証を搭載

 キーボード上部のヒンジに近い箇所には、2基のステレオスピーカーを内蔵。もちろん、ディスプレーを360度裏返した際は、スピーカーの左右もしっかり反転する。さらにサウンドアプリケーションには「Dolby Audio Premium」が用意され、映画や音楽などといったプリセットを使い分ければ場面に応じたオーディオ環境を構築できる。

 加えて、ヘッドフォンを用いれば「Dolby Atmos」によるサラウンド再生が可能だ。ユニークなのは、アレイマイクロフォンを4基も搭載している点。日本エイサーによると、この4基のマイクロフォンにより音声精度は最大で1.5倍向上し、約4m離れた位置からの音声も検知するとのことだ。

ディスプレーの上部に4基のマイクロフォンを搭載
付属アプリケーションのDolby Audio Premium。ダイナミック、映画、音楽、ゲーム、ボイスと5つのプリセットが用意されている

 左側面にはUSB 3.0(Type-A)端子を2つ搭載。このうち、手前側は本体の電源をオフにしていてもUSBポートでの充電機能に対応している。そのほか、USB 3.1 Gen.1のType-C端子を1基備えており、このポートからSpin 5の充電も可能となっている。映像出力用はHDMI端子を用意。一方の右側面にはヘッドフォン用のミニピン端子とSDカードリーダー、USB 2.0端子備えている。

左側面は、左から順にHDMI端子、USB 3.1(Type-C)端子、USB 3.0端子×2という構成
右側面には、左から順にボリュームボタン、ヘッドフォン用出力、カードリーダー、USB 2.0端子、電源ボタンを配置

オフィス用途で高いパフォーマンスを発揮
PCMark10実行時でも消費電力はわずか55W

 Spin 5のパフォーマンスもチェックしておきたい。今回はシステムの総合的なパフォーマンスをチェックできる「PCMark10」を実効してみたが、とくに「Essentials」で高いスコアを発揮した。Essentialsはウェブブラウジングやアプリケーションの起動、ビデオ会議のパフォーマンスを計測するテストなのだが、やはりCPUの性能の高さが強みとなっている。ビジネスアプリケーションのテストとなる「Productivity」のスコアも高く、オフィス用途でも十分なパフォーマンスを有しているといってよい。

PCMark 10の結果
PCMark 10実行中の最大消費電力とアイドル時の消費電力

 また、PCMark10実行中の最大消費電力とアイドル時の消費電力を、「Watts up? PRO」で計測してみた。PCMark10実行中でも消費電力は55Wほどと小さく、アイドル時はわずか14Wだ。バッテリーの駆動時間は公称13時間と、消費電力の低さもSpin 5の魅力の1つであるのは間違いない。

Spin 5に付属する45W出力のACアダプター。ACアダプターも軽量で、持ち歩いても苦にならないサイズだ

機能性を考えるとコストパフォーマンスは高い
外出先でノートパソコンを多用する人にオススメ

 Spin 5の価格は14万円~15万5000円ほどと、パフォーマンスや機能性を考えるとお買い得感は高い。本製品の最大の魅力は場所や用途に合わせて、ノートやタブレットとして柔軟に使いわけができる点にある。ビジネス用途やウェブブラウジングなど、軽量で持ち運びやすいのもあり、とくに外出先でノートを利用する機会が多い人にオススメしたい1台だ。

試用機の主なスペック
機種名 Spin 5 SP513-52N-F78U
CPU Core i7-8550U(1.8GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット)、タッチ対応、IPS液晶
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1
インターフェース USB 3.0端子×2、USB 3.1(Type-C)端子、USB 2.0端子、HDMI出力端子、ヘッドフォン出力端子、SDカードリーダーなど
サイズ およそ幅324.4×奥行226×高さ15.9mm/約1.5kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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