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ASCII STARTUP ACADEMY第24回

Startup Proffesional コンバージョンさせるB2Bサイト作りの基礎とトレンド

写真と入力フォームで差が付くB2Bのサイト作り

2017年12月22日 07時00分更新

文● たしろまさと 編集●北島幹雄/ASCII STARTUP 撮影●曽根田元

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 ASCII STARTUPは2017年11月15日、“Startup Professional コンバージョンさせるB2Bサイト作りの基礎とトレンド”を開催。当日は、ベンチャーやスモールビジネスの経営者・ウェブマーケティング担当者のほか、それらを支えるウェブサイト事業者など多くの方々が出席。

 講師には、数々のウェブディレクションの書籍を手がけ、ウェブサイトやウェブサービスのプロデュースに詳しい株式会社まぼろし取締役CMOの益子貴寛氏、サイトの実制作を実際に行なったスタートアップからは、株式会社ミライフォースの李優未氏。さらに、実サイト制作に使用したウェブ開発ツール『BiNDクラウド』の開発プロジェクトマネージャーであるデジタルステージの洪泰和氏が登壇した。

 セミナーは主に益子氏の語りで進められ、その合間に李氏がスタートアップならではの視点、また洪氏は、個々の場合に『BiNDクラウド』がどのように使えるかを説明していった。サイト作りにおける基礎を徹底的に洗い出しつつ、要所要所で初心者に役立つ情報を展開したセミナーのレポートをお届けする。

左から、司会の北島幹雄、株式会社まぼろしの益子貴寛氏、株式会社ミライフォースの李優未氏、デジタルステージの洪泰和氏

ウェブサイトの目的と方針を決める「コンセプトワーク」

株式会社まぼろし 取締役CMO 益子貴寛氏

 まず、益子氏が今回のテーマであるウェブサイトのコンバージョンについて次のように説明した。

 「お問い合わせや予約、資料請求、ECサイトでは購入などのお客様のアクションがコンバージョン。ウェブサイトはコンバージョンが増えないとダメ。コンバージョンこそがゴール。また、B to Bサイトでは企業の課題解決をしてあげることに注力すべき。うちの会社に頼めばこういう課題が解決できますよということを熱心にアピールすることが大事。逆にB to Cサイトはわりとイメージ重視でブランディングの意味合いが強い。

 さらに、B to Bサイトはコスト感や予算感をある程度示さないと実際いくらかかるかわからないし、やり取りも増えてしまう。またB to Bは即購入にはならず、社内稟議を通したりしないといけないので、お問い合わせがあったらすぐに打ち合わせに行くなど社内の体制作りも重要となる」(益子氏)

株式会社ミライフォース 李優未(り ゆみ)氏

 一方で李氏はスタートアップの立場から語る。

 「問い合わせする人は他社のサイトも見ているので、いかに早くユーザーに反応するか、レスポンスの早さが重要。また、スタートアップは大企業と違い、ランディングページだけでも許されるのでウェブサイトの制作は気負わなくても大丈夫。メッセージやビジュアルのインパクト次第でなんとかなってしまう。いまはみなさんスマートフォンで見ているので、最初に目に入る部分にいい感じの写真があるだけでも印象が違う。そこからコンテンツを見せていくようにすればいい。また、Googleが最近、レスポンシブデザインのウェブサイト優先的に表示する仕様に変更したので、今後はレスポンシブが必須となる」(李氏)

ウェブサイトの全体像を決める「サイトマップ」

 続いてテーマになったのは、基礎的な構成を固めるためのサイトマップについて。

 「サイトマップとはウェブサイトの全体像を表したもの。メモ書きでいいので、このページにどんな内容が入るかを書いていく。エクセルなどを使ってもいいが、外部などとファイルのやり取りが多くなると、間違って古いファイルを開くなど『先祖返り』するリスクもあるので、Google スプレッドシートなどのクラウドで共有する方がいい。

ミライフォースのサイトマップ

 内容は第1階層にホームがあって、第2階層には理念やサービス、第3階層にコンテンツブロックを入れていくなどする。また、イメージを伝えるためにも自分で参考にしたいサイトのURLも書いておくことも重要だ。

 特にスタートアップの場合は事業がこれから伸びる、もしくは別の展開をしていくというような不確定事項が多いはずなので、その展開に合わせてサイト充実させていけばよい。最初から2~30ページのサイトを作ろうとすると大変なので、初めはスモールスタートが肝心」

 これに対して李氏は、スタートアップ企業は「時間とコストがすべて」。そういう意味でもウェブ制作も、時間とコストをかけずに自分の会社をアピールしていくことが重要。そこで選んだのがこれだったと、『BiNDクラウド』を紹介。

BiNDクラウド

 開発プロジェクトマネージャーを手がける洪氏は、『BiNDクラウド』は数多くのデザインテンプレートが用意され、その中から自分好みのものを選んで制作できると説明。自分の好みのテンプレートやデザインを選ぶコツは「コーポレートサイトなど目的が最適化されているテンプレートを選んで、その要素入れ替えるだけで終わるような作りになっているので、時間短縮のためにも自身の目的に最適化されたテンプレートを選ぶことがポイントだ」と語った。

 「そのほかにも、『BiNDクラウド』にはテンプレート以外に質問項目に答えていくと自動的にサイトを生成して、3種類のデザインを提案してくれるという「Aidジェネレーター」という機能もある。デザインを選ぶのが難しいという人は、7つの質問に答えるだけでユーザーに合ったサイトを提案してくれる。これらは1年間無料で使用できるサービスもあるので手軽に使うことができる」(洪氏)

デジタルステージ 洪泰和氏

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