富士通は11月27日、シトリックス・システムズ・ジャパンとパートナー契約を締結したと発表した。シトリックスが提供しているデスクトップ仮想化(VDI)製品「Citrix XenApp」「Citrix XenDesktop」「Citrix ShareFile」を活用し、同日より富士通はクラウド型VDIサービス「FUJITSU Managed Infrastructure Service 仮想デスクトップサービス VCC」を販売開始する。価格は月額3500円/IDで、12月1日より提供開始。
VCCは「Windows 10」や各種Linuxをはじめとする主要OSに対応した、富士通の月額制VDIサービス。クラウド環境からサービスが提供され、「Skype for Business」や「vGPU」、オンラインストレージサービスCitrix ShareFileなどの様々なオプション機能を、業務に応じて選択・利用できるという。
また、Windows 10のアップデートについては、ユーザーの判断したタイミングで本適用が可能。VCCの基盤上で関係する機能拡張を吸収することで、既存の業務システムをそのまま使うことができるとしている。
サービス導入においては、専門知識を持つ富士通の担当者がVDI環境の構築や設定、運用マニュアルを提供。VDI環境基盤の監視とトラブル時の問い合わせ対応といった運用サポートを、富士通が提供する。