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たった300円の最強英語教材「中学教科書」が“使える”理由

2017年11月27日 06時00分更新

文● 週刊ダイヤモンド編集部(ダイヤモンド・オンライン

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『週刊ダイヤモンド』12月2日の第1特集は、「究極の省エネ英語」です。今度こそ、最後のチャレンジにしたい──。幾度も英語に向き合おうとしてきたものの、イマイチ効果がえられていないあなたに吉報がある。時間もおカネも負荷もかけない、究極の「省エネ英語」ならば、無理せず学習を続けられるのだ。中学レベルから始める英語習得術を教えます!あなたが英語アレルギーから解放される日は近い。

 昨年春、インターネット上ではある話題で持ち切りだった。「英語の教科書の先生がかわい過ぎるんだが……」。

 話題になったのは、東京書籍の中学校英語教科書、『NEW HORIZON』。従来の教科書の挿絵とは一線を画す、中学生にとってなじみのあるアニメ風のイラストに変貌したのだ。英語に苦手意識のある生徒でも勉強に興味を持てるようにという狙いからだった。

 だが、絵に目を奪われてばかりではいけない。実は、この半世紀の長いスパンで、教科書の内容そのものが大きく変化している(図版を参照)。

 東京書籍英語編集部の林雅也部長は、「文章のテーマや重視されるスキルが、より実践的なものになっている」と解説する。

 例えば、教科書で最初に出てきたフレーズは何だったか覚えているだろうか。昭和時代の教科書で学んだ世代は、すぐさま「This is a pen.」と答えるだろう。しかし、現在の教科書では、「I'm 〇〇.」。自己紹介から入るのだ。「My name is ○○.」と習った人も多いだろうが、それすらも古い表現だ。

「平成10年に改訂された学習指導要領から“実践的コミュニケーション”という言葉が使われるようになり、より対話を重視した内容に変わっている」(林部長)

 昔の教科書では、英米の世界観に基づいたテーマが多く、日本の生徒が米国へホームステイに行くといった、あまり身近ではないシーンが多かった。

 いまや、舞台は日本の中学校そのもの。日常の出来事についての会話など、より中学生の目線に合った内容になり、生活の中で使いやすいフレーズが多い。扱うテーマは、中学生の関心の広がりに合わせるように、科学からスポーツ、日本文化まで幅が広がった。

 教科書が変化したのは、求められる英語力の方向性が変わったということだ。より実践的なスキルを今の中学生は学んでいる。それは今のビジネスマンにとっても必要とされるスキルのはずだ。中学教科書は、意外に“使える”のである。

 世に溢れる英語教材ではイマイチしっくりこないと感じている人こそ、基本に立ち返り、中学英語からおさらいしてみてはどうだろう。教科書の購入場所は限られるが、300円程度とリーズナブル。子供の“お下がり”を使ってもいい。中学教科書は最強の英語テキストである。


※本記事はダイヤモンド・オンラインからの転載です。転載元はこちら

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