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リンクアグリゲーションやVLANの設定がとても簡単、「NETGEAR Insight」実機レビュー

スイッチのVLAN設定をスマホアプリの「Insight」だけでやってみる

2017年11月30日 08時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 前回記事に引き続き、今回もスマートフォンアプリから社内ネットワークが設定できる「NETGEAR Insight」をレビューしていこう。今回はInsight対応レイヤー2スイッチ(L2スイッチ)で、リンクアグリゲーションやVLANといったちょっと上級者向けの機能を、スマホアプリだけで設定してみたい。

Insightでスマホアプリから設定できる「アプリ&クラウド スイッチ」

 ネットギアでは、Insight対応のL2スイッチ製品群を「アプリ&クラウド スイッチ」というジャンル名で呼んでいる。このアプリ&クラウド スイッチとして現在発売されているのは、以下の4モデルである。

今回試用しているギガビット PoE+ アプリ&クラウド スイッチ「GC510PP」
モデル名 ポート PoE給電 本体サイズ 税込定価
GC110 ギガビット
10ポート
245×123×33(mm) 3万0240円
GC110P ギガビット
10ポート
PoE 15.4W
(合計62Wまで)
245×123×33(mm) 4万5360円
GC510P ギガビット
10ポート
PoE+ 30W
(合計134Wまで)
314×188×44(mm) 5万8320円
GC510PP ギガビット
10ポート
PoE+ 30W
(合計195Wまで)
314×188×44(mm) 7万4520円

 4モデルはいずれもギガビット10ポート(1000BASE-T×8、SFP×2)構成で、違いはPoE/PoE+の給電能力と本体サイズ(と価格)だけだ。したがって、無線LANアクセスポイントやネットワークカメラ、VoIPフォンなど、PoEで給電するデバイスの合計給電量をベースにモデル選択すればよい。なお給電量が最大のGC510PPを除いてファンレス設計だ。

Insightではデバイス単位ではなく「ネットワーク単位」で設定できる

 前回記事では、管理対象のネットワークロケーション「TECH ASCII」を作成し、そこに管理対象デバイスとなるスイッチGC510PPを追加して「ASCII SWITCH」という管理名を付けた。Insightアプリとクラウドを経由して、このASCII SWITCHがスマホアプリから監視できることも確認してある。今回はこの続きからスタートする。

NETGEAR Insightの仕組み(模式図)

 Insightアプリを起動し、画面下の「Devices」タブから管理対象デバイスにドリルダウンすると、個々のデバイスごとに詳細な設定をしていくことができる。たとえば今回のスイッチならば、ポートごとにVLAN設定やトラフィックレート制限、PoEのオン/オフや給電量の制限などが設定できる。

 だが、管理対象デバイスの台数が増えてくると、こうした設定操作はだんだんと面倒なものになっていく。特に、スマホアプリは画面が小さいので、複数の設定画面を行き来しながら複雑な設定をするのはちょっとツライ。

 そこでInsightでは、個々のデバイス単位だけでなく「ネットワークロケーション単位」でも設定を行えるようになっている。複数台のスイッチや無線LANアクセスポイント(AP)をまとめて設定できるのは、特にVLAN設定時などに便利だろう。

 ネットワーク単位でのデバイス設定は「Networks」タブで行える。このタブを開くと、画面上部にはネットワークロケーション名とそこにある管理対象デバイス数が、また下部には無線LAN APやスイッチなどの設定画面を表示するボタンが並んでいる。

 今回はスイッチの設定なので「Wired Settings」(有線ネットワークの設定)だ。タップすると、SETTINGS(設定)の欄には「VLAN」「Group Port Config Wizard」「LAG」という項目が並んでおり、ここから各設定をスタートする。なお、その下のWIRED DEVICES(接続済みデバイス)欄は、デバイスごとの管理画面にドリルダウンしていくためのボタンだ。

(1)「Network」をタップして表示されるネットワークロケーションのトップ画面 (2)「Wired Settings」をタップすると、VLANやLAG(リンクアグリゲーション)などの選択画面になる

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