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REVELとマークレビンソンをアピール

「一人でも多くの人に音を聴いてもらいたい」ハーマン新製品発表会

2017年11月08日 06時00分更新

文● 天野透/ASCII

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 ハーマンインターナショナルは11月7日、東京・六本木の「ビルボードライブ東京」で製品説明会を開催した。会場では米国のハイエンドコンポーネントブランド「Mark Levinson」と、その姉妹ブランド「REVEL」のスピーカー製品が集結。REVELブランドの新ラインに属する「F228Be」「M126Be」とハイエンドライン「ULTIMA」の新モデル「ULTIMA SALON2」「ULTIMA STUDIO2」が発表された。Mark Levinsonブランドからはアナログプレーヤー「No515」とインテグレーテッドアンプ「No585.5」が登場した。

 REVEL製品はいずれも未定としており、発売予定はF228BeとM126Beが2018年2月。SALON2とSTUDIO2は受注生産で、納期はオーダーより4ヵ月としている。Mark Levinson製品は、No515の価格が108万円で発売予定は12月、カードリッジは別売。No585.5は価格が172万8000円で、発売予定は2018年2月。

「REVEL」ブランドに新ライン「PERFORMA Be」が登場。画像はトールボーイ型の「F228Be」

Mark Levinsonからはアナログターンテーブル「No515」が登場。協業先のVPIテクノロジーズの技術を多数搭載する

インテグレーテッドアンプ「No585」のアップデート版「No585.5」もお目見え

REVEL新ラインはベリリウムツイーター搭載

 REVELブランドはこれまで「CONCERTA2」「PERFORMA3」、そしてハイエンドのULTIMAという3ラインで構成されていた。このPERFORMA3とULTIMAの間を埋める機種として準フラッグシップの「PERFORMA Be」を新たに発表した。トールボーイ型で3ウェイのF228Beとブックシェルフ型で2ウェイのM126Beがある。

 ともにベリリウムツイーターを搭載、特許技術の音響レンズウェーブガイドはアルミダイキャスト製の第5世代に進化した。ウーファーとミッドレンジは、高圧プラズマでアルミダイヤフラムの表面を粗いセラミックでコーティングする「Deep Ceramic Composite Cone Technology(DCC)」で製造される。DCCは素材の剛性向上に寄与する航空業界由来の技術で、PERFORMA3ラインで使われている「Micro Ceramic Composite(MCC)」ダイヤフラムの3倍の剛性を持つという。これによりダイヤフラムは軽量で適度な内部損失を持ち、共振を抑えるとしている。また、ユニットのマグネットも従来より大型化された。

 設計はPERFORMA3シリーズの、トールボーイ「F208」とブックシェルフ「M106」をベースとした。それぞれのユニット構成は、F228Beのウーファーが200mm DCC×2、ミッドハイが130mm DCC、ツイーターが25mm。M126Beのウーファーが165mm DCC、ツイーターが25mm。サイズと重量は未公開。

4種類のカラーバリエーションを用意

PERFORMA Beのブックシェルフモデル「M126Be」

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