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ムダばかりの「ブラック会議」を強くする、ほんのちょっとの視点第3回

誰も発言しない「沈黙会議」を盛り上げよう

2017年11月01日 09時00分更新

文● 橋本雅司/内田洋行

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 ……。

 議長が意見を求めてから既に1分が経過。沈黙の時が続いている。こういう時の1分は長い。誰も発言せずに、うつむいたままだ。

 「みんな意見がないのか?」「あいつは、議長と目を合わせないようにしているな」「会議に出ているんだから、何か意見を出せよ」ったく……。

 え? おれ? おれは本当は意見あるさ。

 一応発表用のデータも用意している。でも、この沈黙から口火を切るのって勇気いるでしょう。だって、大した意見じゃないかもしれないのに、一番手だと意見を出しにくいんだよね。パソコンのデータを映すには、あっちにある映像ケーブルをわざわざ取ってもらわないといけないし。誰かが発言してくれると、おれも意見を出しやすいんだけどなぁ。まぁ、今日はこのまま静かにしておこう。議長が何か考えてくれるだろう……。

 とある若手社員の独白でした。

 ディスカッションを目的とした会議にも関わらず、期待したような積極的で活発な情報共有や意見交換がされないということは、みなさんも経験があるのではないでしょうか。

 最近では、ペーパーレス会議の取り組みも広がり、パソコンやタブレット端末を持ち込んで、ディスプレイに情報を投影する会議が増えています。今回は、ICTツールを利用して従来の方法より会議中に交換される情報の流通量を増やし、活発な情報共有や意見交換、新たなアイデア創出を誘発する工夫についてご紹介します。

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