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2017年モデルはTHX認証で音も映像も◎

新Razer Blade Pro 試用レポート 4KIGZOにGTX1080搭載の最薄ノートなのだ!!

2017年10月12日 19時00分更新

文● 編集長みやの(@E_Minazou

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 Razerは最上位のBladeProと、最軽量モデルのStealthの最新モデルを8月19日に日本でも発表した.3兄弟の長男と三男が新しくなったわけである.17型のProが編集部に届いたので試用してみた.

厚み22.5ミリに
4コア+GTX1080の最高スペックを搭載

 「新」RazerBladeProは、2016年の10月に海外向けとして発表となった.当時はCPUがコアi7-6700HQで、GPUはGeForce GTX1080を搭載し、新しい冷却機構を搭載することにより、22.5ミリの厚さを実現.1080搭載ノートとして世界最薄だった.

 今年の3月にやはり海外向けにマイナーバージョンアップをおこない、2017年モデルとなった.もちろん日本で発売となったのはこのモデルで、CPUは第7世代のコアi7-7820HKで通常2.9GHzからオーバークロックで4.3GHzまでブートアップする.メインメモリはDDR4-2667MHzを32GB積む.

 GPUは変わらずGTX1080にGDDR5XのVRAMを8GB搭載.ストレージは512GBまたは1TBを搭載し、RAID0を構成している.

17型で狭額縁ではないので、設置面積は424×281ミリとなかなか広大である.もちろん天板のロゴは電源投入によりグリーンに光るのだっ!!

キーボードは「メカ」内蔵で超絶のキモチよさ
タッチパッドにローラー搭載

 これまで日本で発売されていたRazer製品はすべて日本語キーボードを搭載していたが、今回のPro(とStealthも)は、英語配列のキーボードのみとなった.オレとしては大歓迎だし、この方針で、最新モデルがより早く日本でも発売になるのならさらに大歓迎なのである.

新Proのキーボードは日本でもUS配列となった.タッチパッドは手前ではなく右側に配置で、今回は液晶は仕込まれていない.

 本体の厚み22.5ミリは、全体がけっこう大きめ(424×281ミリ)なのでより薄く感じる.厚みが17.9ミリのASUSのZephyrusが登場してしまったので世界最薄とはいえなくなってしまったが、ゼフィーは利用時に底板が7ミリ開いて厚みが増すので、Proは依然として世界最薄クラスということはできる.

 これはRazer3兄弟すべてにいえることだが、アルミボディはとにかく頑丈で、まったくタワむ感じがしない.新Proも同様で、とにかく頑丈なのである.

インターフェイスはすべて左右に配置されている.GTX1080搭載でこの薄さはステキですよね~~

 フタを開けるとIGZOの17.3型ディスプレイが登場する.画面サイズは382×215ミリで、やはり15型よりふたまわり広くてキモチいい.IGZOの高彩度に加えて、NVIDIAのG-SYNCにも対応しており、チラつきもない.

 新Proには世界初の「超薄型メカニカルキーボード」が採用されている.もちろんさわると「カチカチ」と機械式の音がして、クリック感もとてもキモチがいい.最近の薄型ノートは、キーのストロークがますます短くなり、打鍵感もどんどん犠牲になっているが、それに逆行するもので、これは画期的出来事で、触感もとても気に入った.

この薄型ボディでメカニカルのカチカチ感を味わえるのは新しい世界なのだ

 ただし、オフィスや会議中に使うにはちょっとウルサイかもしれない.もちろんキーの下にはフルカラーLEDが仕込まれていて、おなじみRazer Chromaで色の指定ができるし、消すこともできるます.

 キーボード右側にタッチパッドがあるが、前世代のモデルとは違って、キーにもパッドにも、液晶は仕込まれていない(ちょっとさみしいですが).

 パッドはBladeとは違ってボタン内蔵型である.「パッドのボタンは別が好き派」のオレとしては、ビミョウなのだが、右側にあるので、このほうがいいかもしれない.

 パッドの奥にはクルクルと回るローラーがあって、これもちょっとクリック感がある上、押すこともできる.デフォルトではボリュームコントロールだが、切り換えることができる.WEBブラウザーのスクロールに使ってみたらとてもキモチがよかった.

タッチパッド奥のローラーはボリュームやスクロールに使える.左右のキーも機能を選択可能だ.

 インターフェイスは本体の左右で、有線LANはKiller E2500、SDXC対応のカードスロットにThunderbolt3のType-C×1、3.0と2.0のType-Aが各1、特殊な3ピンの電源端子が付いている.

Type-CにType-A、SDカードスロットまで装備している.

 音と映像については、この2017年モデルから、世界ではじめての「THX-certified」を取得している.アナログオーディオ端子もTHX認定となっており、迫力のある映像とサウンドを楽しめるしくみだ.

ベンチ結果はもちろんバリバリ
ファンも静かでよく冷える

 さて、おなじみのベンチマークテストだが、CinebenchはCPUが768でOpenGLが114と、i7-7820HK+GTX1080搭載ノートとして当然の値が出た.3DmarkのFirestrikeも14644と、現行のゲーミングノートの最高レベルである.

 ベンチマークを回し続けてみたが、本体の温度は安定していた.Vapor Chamberという新しい冷却機構はとても効率がいいようで、ファンもそれほどうるさくない.

背面の左右奥にファンが設置されており、底面から吸気して、液晶ヒンジ部に排出する方式で、まわりのみなさんに熱気をふきかける心配がない.

 SSDはサムスンのPM951シリーズの256GBモデル(MZVLV256HCHP)を2台内蔵してRAID0を構成している.このSSDを単純に使った場合の約1.5倍~2倍の速度が出ていた.

 バッテリーはおなじみBBenchを液晶最高輝度、節電なしで実行して、2時間40分稼働した.内蔵バッテリーは99Whと心強い.ACアダプターは19Vで13.16Aで250Wの出力ながら、薄型で786グラムと軽くはないが他社の1キロを越す巨大アダプターよりはスマートである.

出力250Wでこのサイズと軽さは、さすがのコダワリなのである.

ちょっと重いが薄くて速いので
モンスターモバイルとし持ち歩きもあり

 重量はスペック上は3.49キロと書いてあるが、今回の試用機は約3.6キロあった.実際、手に持ってもぐっとくる重さだが、前述のようにアルミ筐体は頑丈で、薄いにもかかわらずかばんに入れて持ち歩くのに強度的な不安はない.

 とはいえ、ACアダプターと合計で4.3キロになるから、基本は机上で使うノートで、社内や家庭内、クルマで移動なら持ち歩きもアリというところである.

RazerBlade3兄弟の設置面積を比較.左からPro、Stealth、Blade.やはり3台揃えて使い分けるという贅沢をいつかしてみたいものである.

 もちろん薄さだけでなく、メカニカルキーボードの感触と、THXのサウンド+映像は、ほかのノートでは味わえない魅力だ.

 直販はもちろんRazerStore.comだが、ドスパラの秋葉原本店で実機に触れるそうだ.さらに今後は、おなじみのツクモ(TSUKUMO eX.)に、ドスパラの名古屋・大須店、大阪・なんば店、札幌店、ビックカメラの池袋本店パソコン館、 有楽町店、さらにソフマップのAKIBA2号店 パソコン総合館、 神戸ハーバーランド店にも置かれるそうなので、ぜひ実機で体感して、欲しまっていただきたい.

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