MacBookは名機、しかし端子が貧弱
2015年にアップルが発売した「MacBook」は12型のRatinaディスプレイを備えながら、1kg以下という重量を実現し、大きな話題になったモデルだ。
2015年モデル、2016年のマイナーアップデートモデルはCore mシリーズをプロセッサーに搭載していたが、2017年の最新モデルでは、上位モデルでCore i5プロセッサーを選択できるようになり、マシンパワーもモバイルノートPCとしては必要十分なレベルに達した。
独自の機構を持ったバタフライキーボードについても評価が分かれているが、ここではキーボードの話は置いておく。やはり問題となるのが、USB Type-C端子のみ、しかも1系統のみという割り切った仕様。しかも、MacBookの場合、唯一のUSB Type-C端子を電源にも流用しているから話は複雑だ。端子が常に空いているならなんとかやりくりできそうなものだが、充電時はふさがっているとなると、様々な周辺機器を接続して使う用途に向くとはいえないだろう。
つまり、 従来型のUSB Type-A端子接続の周辺機器を多く利用しているユーザーがMacBookを購入する場合、なんらかの対策を打たなければ、これまでの資産が活かせなくなる。MacBookは欲しいけど、端子のことがあるから手を出せない……という方も多いのではないだろうか?
プリンストンのデジゾウシリーズからリリースされた「PUD-PDC3L」「PUD-PDC3H」は、そんな問題を一挙に解決してくれる製品だ。
小さくてもドッキングステーション!
製品は2タイプ。PUD-PDC3LがLANとUSB Type-A×3系統、PUD-PDC3HがHDMI出力とUSB Type-A×3系統を設ける。
MacBookに限らず、MacBook AirやMacBook Proも、有線のLANポートは有していない。このため、MacBookで有線LANを使いたい場合、USBをLANポートに変換するアダプターを同時に購入するのがある種のセオリーにもなっている。
PUD-PDC3L、PUD-PDC3H、いずれのモデルもMacに限らずWindowsでも使える製品だが、この意味で、LANを設けるPUD-PDC3Lは、MacBookユーザーとは特に親和性が高いと言えるだろう。
使用例としては、以下の画像のようになる。
いずれも本体側面に充電用のUSB Type-Cポートを設けるため、LANアダプターとUSBハブの機能を使いつつ、充電も同時に行なうことができる。4838円という低価格でこの機能が実現できるのは、費用対効果が非常に高いと評して誤りでないはずだ。
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