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死後、FacebookなどのSNSアカウントは消すべきか人に託すべきか
2017年03月22日 18時00分更新
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本日は、ASCII倶楽部で3月5日に公開した「死後、FacebookなどのSNSアカウントは消すべきか人に託すべきか」を紹介します。
追悼アカウント状態のコンテンツ抹消は困難
FacebookやInstagramは、ユーザーの死後のケアが手厚いことで知られています。
私が急に死んだとします。死は次第に知れ渡り、そのうちFacebookかInstagramをやっている親切な友人の誰かが、運営元に「古田、死んだみたいだよ」と報せてくれるでしょう。すると運営元は、報告に添えられた死亡記事や公的書類の写しなどをアップしたURLを参考に事実確認を進めます。そして、どうやら真実らしいと判断した時点で、私のページは「追悼アカウント」という保護された状態になります。IDとパスワードはロックされて誰もログインできなくなり、私の誕生日が来ても友人のページに露出しなくなります。名前の上に「追悼」と表記されるので、私のことを知らない人でもページを見ればすぐにわかります。
追悼アカウントになったページは、遺族からの要請がなければずっとそのままの状態で存続し続けますが、私が生前に「追悼アカウント管理人」を指定していれば、いくらか幅のある管理が可能です。
追悼アカウント管理人は、本人ではなく追悼アカウント管理人としてそのページにログインして、カバーやアイコンの写真を変更したり、ページトップに訃報記事を掲載したりできます。また、没後に届いた友達リクエストにも対応してくれます(没後にその人のページを知って友達申請するというのは、けっこうあることです……)。ただし、私宛のメッセージを読んだり、過去のタイムラインでシェアした投稿を削除したり変更したりはできません。
恥対策としては、ここがゆゆしきところです。
今週のポイント
自分が死んだ後のページの処理を指定した一人のユーザーに託せる機能。FacebookとInstagramで2015年から提供している。設定はパソコンでもスマホでも可能だ。
続きは「死後、FacebookなどのSNSアカウントは消すべきか人に託すべきか」でお楽しみください。
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