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新生活応援ホームシアター構築術 ― 第3回

サブウーファーをつなげるだけでも変わる! お手軽なオーディオ増強

2017年03月01日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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 新生活のスタートに合わせて、憧れのホームシアター生活の実現を目指そうという本特集。前々回はプロジェクター、前回は薄型テレビと主に映像面の話をしてきたが、今回はオーディオについて紹介したい。

オーディオ強化によって
映像がよりよく見えることがある

 個人的な経験談だが、オーディオ装置をグレードアップすると、音質の向上よりも不思議と映像の向上を感じることがある。

 使っている薄型テレビ自体は何も変わっていないのに、映像の細かい部分に気が付くようになったり、映像的な迫力が増したような気がするのだ。

 これは、映像と音の相乗効果によるもの。映像と音の質がバランスよくマッチすると、お互いがよい影響を与えて単独での実力以上の表現力を発揮する。

 たとえ100インチの大スクリーンの映像でも、音がプロジェクター内蔵のモノラルスピーカーでは大画面の臨場感も感じにくい。

 そこで短絡的に「大画面と言っても、結局こんなものか」とがっかりしてしまうのはもったいない。音をグレードアップすることで、100インチの大画面が本来持っている臨場感や迫力を発揮できるようになるのだ。

 音響のグレードアップを図るにしても、決してハイエンド級のシステムが必要というわけではない。まずは現状のシステムよりも一歩前進させてみることを考えてみよう。

薄型テレビの内蔵スピーカーを有効利用
サブウーファーを使って音質をグレードアップ

 音のグレードアップというと、サラウンド機器を増設してスピーカーをいっぱい配置する、というイメージかもしれない。しかし、今回はなるべく設置スペースをとらないような方法を紹介する。

 まずは、薄型テレビの内蔵スピーカーを使いつつ、さらなる音のグレードアップができるリーズナブルなプランを紹介しよう。

テレビもここまで薄型化してしまうと、スピーカーの内蔵容量の確保が難しくなる(写真はレグザ X910) テレビもここまで薄型化してしまうと、スピーカーの内蔵容量の確保が難しくなる(写真はレグザ X910)

 薄型化によりテレビの音質は決して良いとは言えない状況になっているが、テレビメーカーもそのことはわかっており、できる範囲でクリアーで聴きやすい音のスピーカーを開発している。

 このため、テレビ番組の視聴で特に重要になる人の声などはかなり聴き取りやすいものになってきているが、それでも映画などは物足りない。

 その理由は低音だ。基本的に周波数の低い音は大きな量の空気を動かす必要があるので、振動板の面積も大きい方が有利だし、そのためのスピーカーボックスのサイズも大型になりがち。

 だが、薄型テレビにそのためのスペースはどこにもない。だから、薄型テレビの内蔵スピーカーは中低音くらいまでの再生が精一杯で、特にアクション映画などの迫力ある音の再現が難しい。ひ弱で元気のない音に感じてしまいがちだ。

 ならば足りない低音を追加すればいい。というわけでサブウーファーの出番となる。

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