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膨大な歌詞を自動解析、アーティストの方向性や繋がりを見える化

大規模歌詞データからトピックを検索、楽しく使える歌詞探索ツール「Lyric Jumper」

2017年02月22日 18時54分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「Lyric Jumper」

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)は2月21日、歌詞探索ツール「Lyric Jumper」を公開した。

 シンクパワーの持つ大規模歌詞データ「プチリリ」を元に、産総研の歌詞トピック解析技術で自動解析し、可視化したもの。約15万曲(開始時)を解析し、単語から楽曲ごとのトピックを可視化。膨大な歌詞の中から興味のある歌詞を見つけることができる。

まずアーティスト名を入力、使われている単語の傾向が表示されるとともにいくつかの歌詞フレーズがポップアップする(右はスマホ画面)

 単語は、「大人の恋愛(男性編/女性編)」や「硬派」、「センチメンタル」といったラベル付けされ、楽曲ごとの登場頻度から歌の方向性を知ることができる。また、アーティストごとのトピックの傾向を可視化できるほか、トピック別にアーティストをリストアップ、トピックにより絞り込みといった機能がある。

アーティストごとに傾向を見ることができる

フレーズやアーティストごとにチェックしてみるのも面白い

 インタラクティブに動作して、歌詞や各種グラフがポップアップする演出も凝っており、楽曲のアーティストの傾向の分析のほか、気軽にアーティストやフレーズから好きな曲の探索を楽しむことが可能。ブラウザ(パソコン/スマホ)で動作し、アプリのインストールや登録は不要で、利用は無料。

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