マウスコンピューター「DAIV-DGZ510」シリーズ

第7世代Core i7搭載「DAIV」をレビュー! “ハンドルつきボディー”が便利

文●エースラッシュ 編集●鈴木誠史/ASCII

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 クリエイターやエンジニアが快適に利用できるように作られた「DAIV」シリーズのデスクトップPCの中で、第7世代のCore i7-7700に、グラフィックス機能としてNVIDIA GeForce GTX 1050を組み合わせたのが「DAIV-DGZ510E1-SH2」だ。まずは、その特徴的な外見から紹介しよう。

マウスコンピューター/G-Tune

移動時に活躍する「ハンドルつきボディー」

 マウスコンピューターのクリエイター/エンジニア向けPCブランドである「DAIV」は、ユーザーの高度な要求に対応するためのハイエンドな構成を採用。さらにデスクトップPCである「DAIV-Dシリーズ」では、そのケースにも特徴を持たせている。

 マットブラックな素材を採用したケースは全体的に凹凸の少ないデザインだが、フロントパネル上下に大きくフレームが飛び出した印象的な形になっている。下部にはみ出した部分は本体を支える足として機能し、上部にはみ出した部分はハンドルとして機能。持ち上げ時の加重に耐えられるように成型部品とシャーシのつなぎが板金補強されているため、見た目以上にしっかりとしたつくりなのだ。高性能を求めた構成では本体重量が増加しがちだが、不安なくハンドルに手をかけて持ち上げることができる。

上下に飛び出すフレーム部はしっかりとした構造でハンドルとして本体移動時に利用できる

 案件ごとに参加チームが異なり、席替えが発生する業務で時も「DAIV」ならばハンドルを手がかりに移動させやすいというわけだ。

 BTOオプションでは底面後ろ側にキャスターを取り付けることもできる。キャスターを取り付けたモデルなら、ハンドルを持って軽く持ち上げ、引きずりながらの移動がさらに簡単に行なえるようになる。

簡単に脱着できるフロントパネルが高いメンテナンス性を実現

 DAIVのデスクトップは、フロントのメッシュ部分が上下に分れて取り外せるようになっている。上部パネル下には5インチベイおよび3.5インチベイがある。試用機は標準的な構成であるため特に利用されていないが光学式ドライブ等をオプションで追加するならここに入ることになる。カードリーダーやリムーバブルハードディスクベイといったものも取り付け可能だ。いずれも毎日利用するものではないが、使う時には素早くアクセスしたい機能。マグネット式で簡単につけ外しできるパネルなのが便利だ。

 下部メッシュパネルの下は水洗い可能な防塵フィルターで、ツールレスでの取り外しが可能だ。ホコリの内部侵入をしっかり防ぐフィルターをいつでも取り外し、水洗いすることでメンテナンスがしやすくなっている。

2つのフロントパネルはマグネット式で簡単に脱着可能。下部には水洗い可能な防塵フィルターが取り付けられている

充実のインターフェース群

 脱着パネルの外に設けられ、いつでもアクセスしやすいフロントインターフェースはUSB3.0端子×2とオーディオ端子となっている。電源ボタンはひねって使う独特なものを搭載している。

 背面にはPS/2端子×1、USB3.0端子×4、USB2.0端子×2、有線LAN端子、オーディオ端子類を備える。さらに搭載したGeForce GTX 1050にDisplayPort端子×3、DVI端子が用意されている。豊富なインターフェースで、ハードな環境にもしっかり応えてくれるつくりだ。

背面にはPS/2端子×1、USB3.0端子×4、USB2.0端子×2、有線LAN端子、オーディオ端子類と、GeForce GTX 1050からDisplayPort端子×3、DVI端子が用意されている

「DAIV-DGZ510E1-SH2」の主なスペック
CPUCore i7-7700(3.6GHz/最大4.2GHz)
グラフィックスGeForce GTX 1050(2GB)
メモリー16GB PC4-19200
SSD240GB(SATAIII接続)
HDD2TB(SATAIII接続)
チップセットインテル Z270 チップセット
電源500W(80PLUS SILVER)
OSWindows 10 Home(64bit)
価格14万184円

マウスコンピューター/G-Tune

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