民泊需要に使えるか？Qrioスマートロックでキーレスエントリーを体験してみた

スマホで鍵を開け閉めできる！ オートロックも可能

　次は、民泊のゲストや部屋を清掃してくれる人が鍵を開けるようにしてみよう。オーナー登録をしたアプリで「キーシェア」を開き、ゲストに送信。ゲストは「Qrio Smart Lock」アプリをインストールし、アカウントを作成したうえで、キーをリクエスト。オーナーが承認すれば完了だ。

　オーナーが指定した一定期間、ゲストのスマホで解錠・施錠できるようになる。ちなみに、家族や共同経営者に発行するときなどは、期間をオフにすると無期限になる。

　これなら、オーナーはゲストとメールなどでやりとりするだけでOK。たとえば掃除を依頼する人との連絡もネットで完結するので、オーナーが物件に顔を出さなくても運営することができるのは便利だ。

「キーシェア」をタップする

発行するキーの有効期限を設定する

「メッセージ作成」をタップ

メールなどでメッセージを送る

ゲスト側は、着信したURLを開く。画面はゲスト端末

アプリをインストールし、「キーのリクエスト」をタップする。画面はゲスト端末

オーナーの承認を待つ。画面はゲスト端末

オーナーの端末にこのように表示されるのでタップする

「承認」をタップすればゲストにキーが発行される

ゲスト端末で解錠・施錠できるようになった。画面はゲスト端末

　オートロックもスマートロックの大きなウリの1つ。解錠してから一定時間が経つと自動的にロックしてくれる仕組みだ。時間は10～60秒の間で設定できる。オートロックが作動する際に音を鳴らして注意を促すことも可能だ。

　もちろん、スマホを持たずに外に出てしまうと、閉め出されてしまうが、それはホテルで鍵を持たずに出てしまっても同じこと。それよりも、ゲストがチェックアウトして出て行くときに、鍵を閉め忘れることのほうがリスキーなのでうれしい機能だ。

「ロック設定」から「オートロック」を開く

「オートロック」をオンにして、「オートロックを有効化」をタップする。注意点が表示されるので、よく読んでおこう

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