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厚さ25mm、LEVEL∞の15.6型「Lev-15FH058-i7-LF」を試す

ゲーム漬けの幸せ生活を! 薄型の15.6型ゲーミングノートは持ち運べるか

2016年06月06日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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ほとんどのオンラインゲームはフルHDで快適にプレーできる性能

 Lev-15FH058-i7-LFは、スタンダードな15.6型ノートパソコン並みの薄い筐体が特徴だが、しっかりゲームをプレーできる性能がなければ“ゲーミングノート”とはいえない。そこで、各種ベンチマークを計測してみたので紹介する。ちなみに主な構成は、Core i7-6700HQ(2.6GHz)、GeForce GTX 950M、8GBメモリー、1GB HDDなど。

 PCの総合性能を測る「PCMark 8」(Home accelerated)では、3453という結果だった。ノートパソコンとしては十分優秀な結果だ。ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードが114.4/秒という結果だった。標準のストレージは500GBなので、ゲームのロードやマップの読み込み、パソコンの起動などをもっと高速にしたいという場合は、BTOでSSSDを選択してほしい。

「PCMark 8」の結果

「CrystalDiskMark」の結果

 3DMarkでは、DirectX 11相当の性能を計測する「Fire Strike」が3465、DirectX 10相当の「Sky Diver」が1万1529だった。Steamで購入できる国内外の大作ゲームや、オンラインゲームなどの負荷が高めのゲームは解像度やグラフィック設定を変更しないと快適にプレーするのは厳しいかもしれないが、負荷が高くないオンラインゲームやブラウザーゲームなどはフルHDで快適にプレーできるだろう。

「Fire Strike」の結果

「Sky Diver」の結果

 3Dゲーム系のベンチマークでは、「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」が高品質(ノートPC)、1920×1080ドットの設定で6895(とても快適)だった。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」は、最高品質、1920×1080ドット、仮想フルスクリーン設定で3375(普通)という結果だった。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の結果

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」の結果。標準品質、1920×1080ドット、仮想フルスクリーンで計測

最高品質、1920×1080ドット、仮想フルスクリーンで計測

 「ドラゴンズドグマオンライン ベンチマーク」では、最高品質、1920×1080ドットの設定で6125(快適)だった。

「ドラゴンズドグマオンライン ベンチマーク」の結果

 Lev-15FH058-i7-LFは薄く軽い筐体だが、それなりにゲームを快適にプレーできる性能を持っている。ただし、すべてのゲームを最高グラフィック設定でプレーできるほどではないので、購入を検討する場合は、自分がプレーしたいゲームの推奨スペックを調べて、しっかりプレーできるかを確認したほうがいいだろう。

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