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4Kディスプレーはオプション、軽さを求めるならこっち?

New XPS 12より軽い! 法人向け2in1『New Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1』 (2/2)

2016年04月06日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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性能は互角

 『New Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1 プレミアムモデル(ハイエンド)』は、CPUにCore m5-6Y57(1.1GHz、最大2.8GHz)を採用。最新のインテル 第6世代Core(コードネーム:Skylake)シリーズで、タブレットや2in1などのモバイル向けに消費電力を抑えたモデルとなる。New XPS 12にも同じCPUが搭載されており、8GBメモリー、256GBのSATA SSDといったスペックも同じなので、性能的には互角といえる。ノートPCとしての性能的はミドルクラスといったところだろうか。

CINEBENCH R15のスコアーをNew Latitude 12 7000 2-in-1(左)とNew XPS 12(右)で比較。誤差の範囲だが、ややNew Latitude 12 7000 2in1が上回った

 実際にベンチマークソフトでスコアーを見ていく。CPUの計算性能を計測する『CINEBENCH R15』のCPUスコアーは199cb、シングルコア時のスコアーは77cb。同じCPUを搭載するNew XPS 12との比較では、ややNew Latitude 12 7000 2-in-1のスコアが上回っているが、誤差の範囲といえるだろう。

FFXIVは設定次第でプレイできる

 人気オンラインゲームのベンチマークソフト『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』では、解像度1366×768ドット、ノートPCの標準品質(DirectX 9)の設定でスコアーが2882(やや快適)と、なんとかプレイできる範囲という結果に。第6世代Core mは、同世代のCore iシリーズに比べ内蔵GPUがやや劣るので、致し方ない結果といえる。

ストレージ速度をNew Latitude 12 7000 2-in-1(左)とNew XPS 12(右)で比較。読み込み・書き込みともに高速だ

 ストレージ性能を計測する「CrystalDiskMark」では、順次読み込みが毎秒538MB、順次書き込みが毎秒306MBと文句なしの高速。こちらもNew XPS 12との比較では、若干New Latitude 12 7000 2-in-1の数値が上回っている。

New XPS 12よりも軽さが欲しいならオススメ

 『New Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1 プレミアムモデル(ハイエンド)』は、New XPS 12と同じく、ノートPCとしても問題なく使っていける性能の2in1タブレットだ。「New XPS 12のような4Kディスプレーは必要なく、もっと軽い2in1デバイスが欲しい」といった人にオススメできる。

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