もうすぐバレンタインデー。聞いた話だが、「バレンタインのお返しは4倍返しが理想。お返しがないのはもはや罪」という意識調査の結果があるらしい。
そんなバカな話があるか!? だいたいにおいて多くの男性がもらうのはせいぜいが「義理チョコ」であるはず。それにいちいち4倍返ししろというのか!? でもお返しがないのは罪ってことは用意しなければならないのか!?
チョコをもらう前から憤っている筆者に、「ブラックサンダー」を製造・販売する有楽製菓が救いの手を差し伸べてきた。
同社は2月17日から3月14日まで、「義理チョコのお返し」ばかりを用意した「義理のお返しショップ」をオープンする。場所は東京駅一番街「東京おかしランド」イベントスペースだ。
キャッチフレーズは「白黒つけないお返しに」。義理のお返しであっても、白黒(本命・義理)をはっきりさせないことで、あわよくば来年もチョコをもらいたい……という心の葛藤に寄り添った商品を取り揃えた。
ココアクッキーとプレーンビスケットをホワイトチョコレートでコーティングした「白いブラックサンダー」(12袋、648円)、白黒ちびサンダーが6個ずつ入ったアソート(432円)、サンダーシリーズ初の板チョコになる「白黒サンダー板チョコ」(540円)、通常の31倍の大きさ「白いブラックサンダー大」(1080円)などをラインナップする。
「ブラックサンダー大」で殴られたことがある筆者としては、「白いブラックサンダー大」が気になるところだ。普通に食べてみたい。
とにかく、有楽製菓のご好意でバレンタインのお返しに悩まないですみそうだ。というわけで、女性のみなさん、僕にチョコレートをください。義理とはいわず本命も受け付けていますよ。
コジマ
1986年生まれ。オールドルーキーとして、生来の不器用さと異常なほどの心配性を周りからツッコまれつつ、取材や原稿などと格闘している。
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