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男子なら自家発電しろ! 羞恥心を刺激するソーラーモバイル充電器を実現!

2016年01月04日 15時00分更新

文● 藤山哲人 編集●末岡大祐/アスキー編集部

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男子力を高める(自称)人気企画
今回はスマホとソーラーパネルの実験です!

 ここ2年ほどスマホを充電するソーラーパネルから離れていた。なにせ当時は比較的大きめと謳われたA4版サイズのパネルを使って充電しても、まる1日かけてやっとフル充電。モバイルバッテリーはiPadが充電できるとか、できないとかモメてた時期だが、ソーラーパネルはフツーのスマホを急速充電できるか否かってレベルだった。

 例えるならバケツで風呂に水を入れて満タンにするのが急速充電、対してソーラーパネルだと発電量が少なすぎて、ラーメン屋のビールのコップで風呂を満水にしてるようなモンなのだ。地獄に落ちてもこんな苦行はナイだろう。

 じゃあ、スマホを急速充電できるソーラーパネルってどんなモンだよ?って、以前自作してみたのがコレだ。

背負子に大型ソーラーパネルを装着して、快晴の日に5V 1.3Aが出力できた。太陽電池がレガシー過ぎて涙する

 ソーラーパネルとしては、ようやく使えるようになったが、そのかわりモバイルには程遠いシロモノになった。どう見ても屋根上温水器を背負って歩いているようにしか見えない! しかもパネルはアルミフレームを使っていて、厚みはボリュームたっぷりの2cm! パネルの色や形も今のモノと比べると、すげーレガシーだ(笑)。

 んなわけでソーラーパネルには懐疑的で、苦渋しか味わったことのない俺が、辛口批評をしていこうじゃないの!

本当は艦これのフィギュアが……、ソーラーパネル最高っ!
そんなアンニュイな俺んちに編集部から電話がかかってきた。

「藤山さん、艦これのフィギュア欲しいって言ってたでしょ? なぜか俺の机の上に島風と雪風と時雨ちゃんがいるワケですよ。でね、なぜか最新のソーラーパネルもあるわけです。艦娘たちが藤山さんに会いたがってますよ~♪」

 って。くそっ!長門や金剛姉妹じゃなく、ロリキャラセットで来たかっ! 見透かされてんのか、俺?

「はい! やらせていただきます! ソーラー最高っ!」

 俺様に問う! 俺は人生に正直すぎるのか!? 正直ソーラーパネルより……、いや! 猛烈にソーラーパネルの実験がしたくなって、とりあえずパネルにスマホをつなげて、晴れの日に外に置いておいた(編集部注:艦これのくだりはまったく必要ありませんが、筆者の意志を尊重しそのまま掲載しています)。

 1時間半後に待ち受けのバッテリーアイコン見てびっくり! 5%から充電してたのに76%とかなってるし! バッテリーの状態を監視するアプリを見てみると、確かに充電されてるし、余裕で急速充電モード入ってんだけど!

 しかも小さくて薄い! なんっつーか、軽薄短小な俺みたいだ!(編集部注:全然違います

SUGOI SOLARがパネェ!その性能にジョジョジョー!

 編集部から送られてきたソーラーパネルは2枚ある。システムトークスの「Sun Pad10」(約6000円)と「SUGOI SOLAR」(約6300円)だ。通称、大きいのと小さいのである。小さい方(Sun Pad10)はA4サイズで、重さは407g、厚さは3mm程度と一般的なノートのサイズで、薄型コンパクトだからバッグにしまいやすい。

A4サイズの小さいほう(右)は、システムトークスの「Sun Pad10」。価格は通販サイトで6000円程度!妥当ー! 左は同社の「SUGOI SOLAR」。半分に折って収納できる!SUGOIシリーズは、何気にスゲーもの出してくるから侮れない。価格は約6300円。ちょっとだけ高い!

 大きい方(SUGOI SOLAR)はたたんだ状態で、B5版の「DEATH NOTE」サイズ。いまどきDEATH NOTEのない家なんでほとんどないと思うが、ない人のために説明しておくとコクヨの「キャンパスノート B5」と同じだ。ただ硬いのでペッタンコに折りたためず、見た目は魔道書を持ってる感じ。厚さはやっぱり3mmで爆薄。

 己のソーラーパネルに対する未熟さを悔い改めたので、それぞれどのぐらい発電できるのかを調べてみた。本気で。計測に使ったのはモバイルバッテリーの性能を調べる積算電力計。モバイルバッテリーの代わりにソーラーパネルをつなぎ、もう片方に普通はスマホをつなげる。

 が! スマホはフル充電になっちゃうと、ソーラーパネルの電力を使わなくなるので、ここでは常に急速充電中の電力を消費(およそ1A)する抵抗をつなげている。

ソーラーパネルを2枚ならべて比較。白くてディスプレーが付いているのがUSBの積算電力計。ファンがついているのは、スマホの低速と急速充電をシミュレーションできる負荷

 こうして1日に発電できる電力を調べたのが次のグラフだ。

 ソーラーパネルなので天気によって発電量は大きく変わる。そもそも太陽が低い上に光も弱く、日照時間が短い冬場にソーラーパネルの実験をすること自体がクレイジー(笑)。イイ結果が出る5~7月にヤルのがフツーのメディアとライターだ。But! 俺たち馬鹿記事チームは、あえてそれを冬にやる! それがアスキークオリティーなのだ。いや、馬鹿なんじゃなくてチャレンジャーってコトで。

 俺の小言はさておき、快晴の発電量をみってオシッコちびった! ジョジョジョ! フツーのスマホなら2~3回はチャージできる電力あるじゃん! 最近の自分で電池交換できないAndroidスマホでも余裕で1回以上充電できちゃう! こりゃスゲー!

USB積算電力計。上段は今の電圧と電流、下段には積算電力が記録できる。1個あるとモバイルバッテリーの性能とか調べるのに便利。だいたい2000円ぐらいで買える

 「SUGOI SOLAR」も「Sun Pad 10」もパネェ! つーか、いつもこーゆーのを世界から見つけてくるシステムトークスもスゲー!

 一日中うす曇りで直射日光が当たらなかった日でも4000mAh発電できるってのも優秀。モバイルバッテリーの代わりとしても使えそうな気がしてきた! ちなみに雨の降りそうな日ってのは、リビングの照明を付けたくなるほど雲が厚い日。さすがに、ここまでくると発電できないらしい。

大パネルはタブレット向け、小パネルはスマホ向け

 先の発電力グラフを見て「あれ?」と思った人もいるだろう。それはパネルの大小に関わらず、発電力が変わらないという点だ。気づいた人鋭い! やっちまったなぁ、俺って感じ。なぜなら先の実験では、スマホを充電するかわりに、スマホを急速充電するとき程度の電流を流して実験していた。

 でもこのソーラーパネルは、それ以上に発電できるらしい。筆者がソーラーパネルの性能を見くびっていたので、限界値のデータが取れず、大小ともに同じ発電量になってしまった……。そこで、2つの大きさのパネルの性能差を調べるため、最大出力を調べる再実験をしてみた。

小さいパネルは電流が結構揺らぐ。快晴のミニマムで1.2A、マックスが1.77A

 実験したのは雲ひとつない青空の日。小さいソーラーパネルは、コンスタントに1.3Aを出力、ゴキゲンによっては瞬間的に1.7Aまで出ていた。対して大きいパネルは、小さいパネルが電流が不安定なのに対して、ピタリと1.6Aをキープ。大きさの違いは、電流の安定性にあるようだ。

ピタリと1.6AをキープするSUGOI SOLARこと、パネル大

 なのでデカけりゃイイってモンでもなく、こんな感じで買い分けるといい。

フツーのスマホユーザーは小パネル

 スマホを買ったときに付属していた(最近付属していない機種も多いけど、マニュアルに記載があるはず)充電器が、1A出力の場合は小さいパネルでOK。大を買っても充電が早くなるわけでも、多少の曇りでも充電できるというワケじゃない。

ちょっと曇ってるぐらいでも2時間半あればフルチャージOK!

大容量バッテリー内蔵のスマホユーザーは大パネル

 実はスマホの充電モードには、低速と急速に加えて、超急速モードがある。おもに自分でバッテリー交換ができない大容量バッテリー内蔵機種やタブレットで採用されている充電モードだ。付属充電器が1.5A~2Aの場合は、大パネルを購入すると小パネルより高速に充電できる。

折りたたんで収納できるのも魅力だ

(次ページでは、「ようやく本題!? ソーラーパネルでモバイルする方法」)

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