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ウェアラブルトイMoffに新アプリ 全米No.1教育メディアPBS KIDSと共同開発

2015年11月20日 16時30分更新

文● 北島幹雄/大江戸スタートアップ

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 「米国ではウェアラブルが非常に一般的になりつつあり、子供向けの知育にウェアラブルでイノベーションを起こしたいというPBS KIDSとMoff側の意図が合致しました」(Moffの高萩昭範代表取締役)

新たに配信されたMoff Bandアプリ『PBS KIDS Party』。「UXのキーワードはMove!。” learn through movement and creative play”」(Moff高萩代表)

 20日、ウェアラブルトイ「Moff Band」(モフバンド)を提供するMoffは、同製品を使った子供向け知育分野への参入および新型アプリのリリースを発表した。

 PBS KIDSとパートナーシップを組んで、ウェアラブルを活用して楽しく学ぶことができる新しい知育のユーザー体験を提供するという。

 IoTベンチャー企業Moffによる自社開発のセンサーデバイスMoff Bandは、ジャイロや加速度センサーを搭載したアプリと連動するスマートトイ。今回新たに配信された『PBS KIDS Party』は、『セサミストリート』などのコンテンツを有する米国No.1子供向け教育メディアブランドであるPBS KIDSが持つ知育コンテンツのノウハウ・経験をMoff Bandに組み合わせたものだ。最新のウェアラブル技術を活用して、身体を動かしながら、フリーズダンス・ピニャータ・風船・ロケット発射カウントダウンといったゲームを楽しむことができる。

 「Bluetoothを通じてMoff Bandにつながり、子供たちをモバイルやタブレット端末から開放して自由に想像力豊かに遊ぶことを可能」にするとのこと。対象年齢は5歳から8歳までで、アプリの音声および表示はすべて英語。

 最初に遊べるのは下記の4点だが、今後数カ月のうちに数字を使った知育ゲームも新たに追加される予定だ。なお、Moff Bandなしでも遊べるモードも用意されている。

●『PBS KIDS Party』収録ゲーム
Dance:フリースタイルでディスコ・ヒップホップ・カントリーのリズムに合わせて楽しむフリーズダンス。ビートに合わせながらキャラクターが指示する動きに合わせてダンスを楽しむことも。
Your Sounds:クリエイティビティを発揮して、自分の声や好きな音を録音して楽しめる。腕を動かしながら録音した音を鳴らすなど、創造力とイマジネーションがポイント。
Piñata: 米国のお誕生日会には欠かせないピニヤータ(中にお菓子やおもちゃなどを詰めたくす玉人形)。手を動かしてゲーム内で遊びを楽しむモードと、時間内で何個のピニャータ割りができるかを競い合う2つのモードを用意。
Numbers:身体を動かして数字をカウントして、風船を膨らませたり、ロケットを飛ばしたりして数字を使ったゲームを楽しむことができる。


 せっかく買った玩具を子供が気に入ってくれても、飽きてしまったらそれまでだが、Moffではアプリのほうで遊び方を自由に新しく生み出せる。Moff Band自体がプラットホームになるという点で、いよいよ本格的に新しいパートナーとのコンテンツが生まれ始めたといえる。継続的に使えるということが、Moff自体にとっても重要となる。

 2015年9月には、バンダイナムコエンターテインメント、ORSO、鎌田富久氏が代表を務めるTomyKおよび著名個人投資家を引受先として、総額1.6億円の第三者割当増資を実施したことをMoffは発表していた。こうなると当然、次のコンテンツやパートナーとの動きが気になるところだ。

 高萩代表は、「パートナーシップはあくまで第1弾です。これから色々と予定しています」と伝えてくれた。子供のためにMoff Bandを買ってそのままにしている人がいたら、改めて動かしてみてもいいだろう。

■関連サイト
『PBS KIDS Party』(App Store for iPhone / iPad)
『PBS KIDS Party』(Google Play for Android)
Moff Band

画像:Moff

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