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Thermaltake「Thermaltake DIY水冷カンタン講座」

壁掛けできるThermaltakeの巨大まな板ケース「Core P5」が先行公開

2015年10月13日 23時10分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 Thermaltakeが、10日に行われたイベント「Thermaltake DIY水冷カンタン講座」において、壁掛けにも対応するというユニークなPCケース「Core P5」など今後発売予定のPCケースをいくつか展示した。

Thermaltakeの担当者自ら、同社の水冷キットを使った組み立てデモを実施するイベント

 「Core P5」は、COMPUTEX TAIPEI 2015でも展示されたアクリルパネル採用のオープンフレームケース。「せっかく購入した自作パーツを見たい(見せたい)」という要求に応えるべく開発されたPCケースで、マザーボードやビデオカード、電源ユニットといったパーツ類をベース部分に搭載し、アクリルパネル越しに見られる。

アクリルパネル採用のオープンフレームケース「Core P5」。予価は1万8000円ほどと意外に安い印象で、来場者の反応も非常に良かった

 展示機にもあるように、基本的には水冷パーツと組み合わせることを前提とした製品で、「今が発売されるThermaltake製水冷パーツと組み併せて欲しい」とのこと。

 主なスペックは、ベイ数が2.5/3.5インチベイ×1、2.5/3.5インチシャドウベイ×3。ビデオカードは280mm(ラジエター未使用時は320mm)、電源ユニットは奥行200mmまで対応するほか、水冷用ラジエーターは最大480mmまで搭載可能。

 サイズは333(W)×570(D)×608(H)mmで、重量は12.2kg。対応フォームファクターはATX、MicroATX、Mini-ITX。壁掛け(液晶TV用の壁掛けオプションを使用)のほか縦置き、横置きにも対応する。

水冷パーツとの相性が非常にいい。DIY水冷のデビュー用ケースとしてもオススメだろう

 そのほか、静音ケース「Suppressor」シリーズの新モデル「Suppressor F31」のサンプルも登場。こちらは11月頃発売予定で、価格も安めになる予定。さらにMini-ITX対応の小型キューブ「Suppressor F1」も展示されていた。

静音ケース「Suppressor」シリーズの新モデル「Suppressor F31」。従来モデル「F51」を小型化しながらもATXに対応する

Mini-ITX対応の小型キューブケース「F1」。トップはアクリルパネル、サイドはメッシュ仕様になっていた

ホワイトカラーのラジエーターも準備中。12月には店頭に並ぶ予定だ

カスタム水冷フルキット「Pacific」シリーズの新モデルとして、ラジエーター120mm/140mmモデルが近日登場する

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【取材協力】

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