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いよいよ始まるUSB 100W給電の世界

ローム、100Wの受電ができるUSB Type-C PD用ICを発表

2015年09月18日 15時37分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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BM92TxxMWVシリーズ

 ロームは9月16日、USB Type-Cコネクター用のUSB Power Delivery(USB PD)用電力受電コントーローラーIC「BM92TxxMWVシリーズ』を発表した。

 USB Type-C規格Rev1.1とUSB PD規格Rev2.0に対応し、最大100W(20V/5A)の電力を扱える。USB PDは、これまでの7.5W(5V/2.5A)が最大であったUSB給電より大きな電力を送受電でき、ノートパソコンやモニター、テレビといった機器もUSBで利用可能になることから大きな期待が寄せられている。

USB PDアプリケーション例と端子イメージ 

 BM92TxxMWVシリーズは、USB通信信号線に映像信号を通すことができるAlternate-Mode制御にも対応し、給電しながら映像を写す“ケーブル1本でテレビ”など利便性の高い環境構築も可能という。

 9月よりサンプル出荷(2160円/個)を開始しており、12月より量産出荷を開始する予定。

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