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佐賀県、佐賀大農学部、オプティムが協定締結

佐賀県、ドローン・ウェアラブル端末・IoTで農業革命!

2015年08月28日 14時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 オプティムは8月27日、ドローン対応ビッグデータ解析プラットフォーム「SkySight」を発表した。ドローンによる映像の空撮や、IoT、ウェアラブルデバイスのデータを統合管理し、「ビッグデータ解析」「画像解析」「遠隔制御」を行う「世界初のプラットフォーム」を提供するという。

 SkySightは、現状独立して提供されているドローン、IoT、ウェアラブルの製品・サービスを統合することで、より大きな価値を生み出せるのではと研究開発されたもの。

 ドローンによるスキャニングデータ、ウェアラブルデバイスによるデジタルデータ、各種センサーデータをマッピングし、統合的に解析画像解析や遠隔制御も組み合わせて、作業の自動化や遠隔支援までを実現する。

 複合的な情報による判断や新たな発見を可能とし、過去のデータをさかのぼって解析することで経過比較も行えるとのこと。

佐賀県で農業革命

 活用例として、佐賀大学農学部および佐賀県生産振興部と三者連携協定を27日に締結し、農業ITでの利用を発表している。佐賀大と佐賀県の農業に関する実践的ノウハウや人材育成、実証実験フィールドの提供に、オプティムの技術を掛けあわせ、いちごやみかん、佐賀牛などの農産物が豊富な佐賀県において、「世界No.1の農業ビッグデータ地域を目指す」とする。

 具体的に、佐賀県が保有する農業試験研究機関の圃場、および佐賀大が保有する圃場のすべてにおいて、ドローン、IoT、ウェアラブルデバイスを活用し、あらゆるデータをクラウドに蓄積する。

 例えば、ドローンで上空から農地をスキャニングしてSkySightにデータを蓄積、解析することで、病害虫の早期発見や生育管理が手軽になり、人材不足の解決や効率的な農作業の実現が期待される。

 また、農業が直面する「就農労働者の減少」「後継者不足」「技術伝承の難しさ」を解決するため、遠隔作業専用スマートグラス「Remote Action」などで技術支援を行い、農家へ必要な情報を発信するツールやプラットフォームを提供。IoTでは、作物の状態管理を行うことで、より高品質な農作物の生産を目指す。

 このほか、3者共同で農業IT分野における知財創造や人材教育も進めていく方針だ。

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