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変態家電ライターが夏の海外旅行にオススメなデジタルグッズを厳選

藤山推薦、俺サマーな夏をエンジョイする鉄板グッズ5

2015年07月16日 11時00分更新

文● 藤山哲人 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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第2位 海外でカメラを渡す=盗んでくれと言ってるようなモン! そんなときに自撮り棒

 女子高生などで大ブレイク中なのが「セルカ棒」。要は自分で自分を撮影するための通称「自撮り棒」なのだが、JKたちはオシャレに「セルフカメラ棒」を略して「セルカ棒」と言っている。

 「写真ぐらい人に頼んで撮ってもらえよ」なんて言ってるのは昭和のオッサン。人に頼むとブレブレになっちゃったり、撮るタイミングが悪くて変なポーズになっちゃったりするから、自分で撮るのがイチバンなのだ。なによりブログなどにアップするために、面白おかしく、でも可愛く撮りたいので、1発でキマる訳がない!

筆者のように、かっこいいナルシストにもオススメの自撮り棒

 また海外旅行の場合は、もっと切迫した事情もある。治安の悪い地域だと「人にカメラを渡して撮ってもらう=カメラを盗まれる覚悟」ということだ。筆者は宇宙人とか古代遺跡が大好物なので、だいたい治安が悪い国の、治安が悪い田舎町。そんなトコでは、後ろから走ってきた盗人が手に持ってたコンパクトカメラをもぎ取ろうとしたり、腕にはめている腕時計を盗んでいこうとする勇猛果敢な猛者が多い。これはネタじゃなくて、空中都市マチュピチュに行く途中のとある町での体験談だ(いずれも未遂に終わったが……)。

 そこまで行かなくても「写真とってあげる」と近づいてきた人に頼んだら法外がチップを要求されたなんてのもよく聞く。あなどれないのはホテルの従業員。写真を撮ってくれたのでチップを渡したら、足りないとか言い出し、日本円で数千円もよこせなんていう輩もいる(ケニアとパキスタン)のだ。

ラジオのアンテナみたいにシュピッ! と伸ばすと、23cmの棒が1mまで伸びる

短くすればバストアップで表情がよく撮れる。長くすると大きな建物の背景や大人数での撮影もOK!

 そんなとき便利なのが、セルカ棒。価格は1980円と破格値。手元にBluetooth対応のシャッターボタンが付いたものもある2980円。

 使い方は簡単で、ラジオのアンテナを伸ばすようにシュシュッ! と伸ばすだけ。収納時は23cmだった棒は、1mまで伸びるのでスマホなら全身が入る写真も取れる。スマホは、先っぽの台に挟み込むだけでOK。だた添付の台は幅7cmぐらいまでしか対応できないので、大型液晶スマホを持っている場合は台を別途購入しよう。

スマホ台はネジで外れ、カメラに付いている三脚用の穴にも固定できる

ミラーも付いているので、裏側の液晶をミラーに映して構図を決められる点も渋い!

 また台はネジで簡単に外せるので交換も簡単。さらにねじはカメラの三脚と同じサイズのネジなので。小さいコンパクトデジカメならセットできる。撮影時は、セルフタイマーモードにしてシャッターを切れば、好きな構図で何枚でも撮影可能だ。

 また見たこともないハイアングルの写真を撮ったりするのも面白いだろう。次は実際の撮影風景と、実際に取れた写真だ。

超ハイアングルの撮影もOK! グリップはゴムになっているので握りやすく、ロー・ハイアングルでムービーを撮っても面白い映像になるはず

こんな感じで見たことないアングルからの撮影もOK


(次ページ「旅行便利アイテムの第1位は!?」へ続く)

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