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ビッグデータ用途に最適化された高密度ストレージサーバー

2Uサーバーに224TB!日本HP「Apollo 4000シリーズ」発売

2015年07月03日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は7月2日、高密度ストレージサーバー「HP Apollo 4000シリーズ」2製品を発売した。同時に、クラウデラとホートンワークスの商用Hadoop製品、スキャリティのストレージソフトウェアの販売も開始している。

2Uサイズで最大物理容量224TBを実現する高密度ストレージサーバー「HP Apollo 4200 System」(画像は2.5インチSFFモデル)

 Apollo 4000シリーズは、ビッグデータ用途に最適化されたストレージサーバー製品群。コンパクトなサーバー筐体にハードディスクを高密度実装することで、ペタバイト級のスケーラビリティを持つ分散ストレージ用途に適した設計となっている。

 「HP Apollo 4200 System」は、2Uサイズの筐体に3.5インチHDD×最大28台(物理容量224TB)または2.5インチHDD×最大50台(90TB)を内蔵できる、高密度実装のストレージサーバー。CPUにはXeon E5-2600 v3を2つ搭載し、ギガビットEthernetポート、PCI Express拡張スロットを5つ備える。希望小売価格(税抜)は66万7000円から。

Apollo 4200 Systemの特徴。HDDを手前/奥の“二段重ね”にし、2Uサーバーとして業界最高の容量密度(HP調べ)を実現

 「HP Apollo 4530 System」は、4Uサイズの筐体に3台のサーバーノードを内蔵する製品。1ノードあたり3.5インチHDD×最大15台(120TB)の大容量ストレージを搭載する。これにより、Hadoopやビッグデータ分析など、CPUパワーとストレージのバランスを重視する用途に適した高密度サーバーを実現している。希望小売価格は229万1000円から。

Apollo 4530 Systemの特徴。4Uサイズに3台の大容量ストレージサーバーを内蔵する。なお4U/1ノードの「Apollo 4510 System」も今後発売予定

 なおHPでは今回、商用Hadoopディストリビューションである「Cloudera Enterprise」と「Hortonworks Data Platform(HDP)」、オブジェクトストレージソフトウェア「Scality RING」の販売も開始している。

分散ストレージに対するHPの取り組み。これまでもリファレンスアーキテクチャなどを公開してきたが、ソフトウェア販売も開始して国内市場を牽引していくと述べている

 それぞれの希望小売価格は、Cloudera Enterprise Basic Editionが26万5000円(1年間、標準時間サポート付きフレックスライセンス)から、Saclity RINGが961万5000円(200TBベースライセンス)から。またHDP Enterpriseは今夏発売予定で、価格は未発表。

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