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高度成長期に建造された高速道路やトンネルを素早く点検

東芝、コンクリートの劣化を調べる音響探傷技術を開発

2015年06月08日 19時32分更新

文● 行正和義/ASCII.jp

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コンクリート音響探傷システムのイメージ 

 東芝は6月8日、音声技術を用いてコンクリート構造物の検査を行う「コンクリート音響探傷システム」を開発したと発表した。

 この技術はコンクリートの壁面などの検査対象に可聴音を発生、対象物表面に生じる振動速度をレーザー振動計によって測定、コンクリートの浮きや空洞の状態を可視化するもの。

 高度成長期に建造された道路のトンネルや橋梁などの構造物が老朽化を迎えており、インフラの点検・補修が社会の急務となっている。東芝では、本技術を今年度中に実用すること目指しているという。

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