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時事セキュリティが5分でわかる第17回

婚活サイトの「イケメンで現実的な範囲で高収入な会社経営者」は罠かも

「年収1000万のイケメン」に注意!? 女性を狙う婚活サイト詐欺

2015年04月16日 18時00分更新

文● まかふぃーぶ 編集●ASCII.jp

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 最近気になるセキュリティ事件のあらましをざっくり解説! 注目点とユーザーレベルでの対策をお伝えします。連載一覧はこちら

年収1000万円のイケメン社長からメッセージが!?

 ITジャーナリストの三上洋氏は、自身の電話番号を公開しているため、ネットセキュリティに関係した相談の電話がかかってくることが度々あるそうだ。

 近頃、そんな三上氏のところに、似たような相談がいくつか寄せられているという。いずれも女性からで、その内容は“お金をだましとられたかもしれない”というもの。

 詳しい内容はこうだ。

「大手の婚活サイトでいいと思う人に出会った。話を聞いてみると、輸入商社を経営する年収およそ1000万円のイケメン。ある程度仲良くなった段階で、『個人情報の流出が心配。自分の知人が運営している安全なサイトがあるから、そっちでやり取りしたい』と持ちかけられた。

 登録は無料。ただし、メッセージのやり取りにはポイントの購入が必要。相手にその旨を伝えると、『自分が負担する。会ったときに払うから、立て替えておいてほしい』とのこと。信じてポイントを購入してみたけれど、これって、だまされている?」

 「メッセージングアプリに突然通知が届いた。『間違って連絡してしまったみたい。自分は○○歳で、こんな顔をしているよ』とのこと。写真を見てみるととても好み。しばらくやり取りをしてみたら、『チャットで話さない?』と持ちかけられた。

 無料というので登録してみたけれど、いざ相手にメッセージを送ろうと思ったら、ポイントの購入が必要とのこと。これはどうするべき?」

イケメン、高収入で、別サイトに誘導する人には注意!

 三上氏は「誘導先のサイトを運営している詐欺集団が、女性を積極的に狙っているとみるのが妥当。大手の婚活サイトのパターンも、メッセージングアプリのパターンも、怪しいですね。どこかのサイトで知り合った相手が、『もっといいサイトがあるから』と誘導してきたら、まず詐欺だと思うべきです」と話す。

「相手が、『もっといいサイトがあるから』と誘導してきたら、まず詐欺だと思うべき」(三上氏)

 詐欺集団のしていることは、安全そうに見えるところで女性を狙って、自分たちの運営している出会い系サイトでお金を使わせるという行為です。

 この詐欺の悪質なところは、真剣に結婚相手を探している女性の心理を利用している点と、人に相談のしにくいところで詐欺を働いているという点です。

 『インターネットで婚活をしていたら、お金をだましとられたかもしれない』と他人に話すのは勇気がいることですし、多くの人が恥ずかしいと思うはずです。あらゆる点で、お金のだましとり方を心得ていると感じますね。私の知っている限りだと、被害金額は数万円ということが多いようです」

国民生活センターの出会い系サイトに関する相談事例にも、三上氏に寄せられた内容に似たエピソードが見受けられる

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