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Core i7-4710MQ、1TB ハイブリッドHDD/128GB SSDとハイスペック構成

光学式ドライブ内蔵13.3型「dynabook R73」は、常に持つメインマシンに最適

2015年04月09日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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dynabook R73/PB

 東芝のモバイルノートの2015年春モデルは、高解像度でハイスペックな「dynabook KIRA」シリーズや、Broadwell-Uを搭載する「dynabook R63」、ディスプレー部の着脱が可能なデタッチャブルノート「dynabook R82」などがある。これらの機種は、共通して光学式ドライブを内蔵しないモデルだ。最近のモバイルノートは、薄型軽量にするため、光学式ドライブを内蔵しないモデルが多い傾向にある。

 しかしそんな中、東芝の2015年春モデルでモバイルノートながら光学式ドライブを内蔵するマシンがある。それが13.3型の「dynabook R73/PB」だ。dynabook R73/PBは、どこでもDVD鑑賞が可能なほか、持ち運べるメインマシンとしての要素が詰まっている。今回は、dynabook R73/PBの外観や使い勝手を紹介しよう。

13.3型とモバイルサイズながらDVDスーパーマルチドライブを内蔵している

モバイルサイズでもハイスペック

 dynabook R73/PBは、Core i7-4710MQ(2.5GHz)、8GBメモリー、1TB ハイブリッドHDD/128GB SSDという構成だ。モバイルノートながら、十分メインマシンとして利用できる性能を持っている。ストレージに関しては、大容量を求めるなら1TB ハイブリッドHDDを、高速を求めるなら128GB SSDを選択すればよいだろう。

 重量はおよそ1.42kgで、厚さはおよそ18.3~43.9mm。最近のモバイルノートは1kgを切るマシンも多数あることを考えると若干重いかもしれないが、光学式ドライブを内蔵していることを考えると、決して重くはない。実際にカバンに入れて持ち運んでみたが、重いと感じることはなかった。

フルで使用すればほぼ半日充電いらず

バッテリーは取り換え可能で、オプションで16時間駆動するバッテリーも選択できる

 dynabook R73/PBは、およそ11時間駆動するので、フル活用しても半日近く充電なしで使用できるのも特徴だ。外で急に仕事をしなくてはいけなくなった時や、長距離の移動で暇なときにDVD鑑賞に使う際などに、電池残量を気にしなくていいのはうれしい。また、バッテリーは取り換えが可能で、オプションで用意されているバッテリーパック「91AQ」を装着すればおよそ16時間駆動するので、11時間駆動でも足らないと感じた場合は、同時に購入しておけばより長時間駆動するマシンになる。

ACアダプターはモバイルノートとしては若干大きめ。持ち運べるサイズではあるが、本体自体が長時間駆動するので、半日程度の外出なら家や会社においたままでも問題ない

持ち運ぶための堅牢性も備える

パームレスト部分は内部へのダメージが軽減できる東芝独自のハニカムリブ構造を採用している

 そのほか、持ち運ぶモバイルノートとして重要なのが、堅牢性だ。dynabook R73/PBは、液晶カバーにマグネシウム合金を、重荷のかかるパームレスト部分に内部へのダメージが軽減できるハニカムリブ構造を採用することで、強度をアップ。たとえ軽いモバイルマシンだとしても、ちょっとした衝撃で壊れるようなマシンでは、持ち運べるマシンとは呼べない。その点dynabook R73/PBは、100kg面加圧と、76cm落下、30cc防滴テストもクリアしている。モバイルノートの場合、毎日使うことになる場合が多いので、壊れにくく長持ちするのもうれしい。

マウスが使えない時もアキュポイントでカーソル移動

キーボードにはアキュポイントが。

 キーボードには、アキュポイントを搭載し、マウスが使えない新幹線や飛行機の中などでもカーソルを動かしやすい。また、ENTERキーが大きいのも特徴。ENTERキーは文章を書くうえで頻繁に押すので、小さいよりかは大きい方が使いやすい。パームレスト部分にハニカムリブ構造を採用しているためかたわみも一切感じられなかった。

インターフェースも充実

筐体右側にSDカードスロット、USB 3.0×1、有線LAN端子×1、マイク入力/ヘッドフォン出力端子×1を配置

筐体左側にUSB 3.0端子×2、HDMI端子×1、ミニD-sub 15ピンを配置

 dynabook R73/PBのインタフェースは、USB 3.0×3、HDMI端子×1、ミニD-sub 15ピン×1、有線LAN端子×1、マイク入力/ヘッドフォン出力端子×1など。最近の13.3型ノートはネットワーク接続が無線LANのみに対応しているモデルが多い中、dynabook R73は有線LAN端子を搭載している。急いで大容量のデータなどをダウンロードしなくてはいけない時など、有線LANがあると便利だ。また、ミニD-sub 15ピンも用意している。HDMIケーブルが使用できない時などに、ミニD-sub 15ピンで接続できる。

どこでもDVD鑑賞も作業もこれ1台でバッチリ!

DVDスーパーマルチドライブ内蔵で、旅行など移動中もDVD鑑賞できる

 dynabook R73/PBは、13.3型でハイスペックな性能、筐体内部が壊れにくい堅牢性、長時間駆動と、常に持ち運ぶメインマシンのモバイルノートとして必要な要素を取り揃えている。しかも、DVDスーパーマルチドライブを内蔵し、どこでもDVDが見れたり、CD-ROMのデータを取り込むことができる。帰省や旅行先など、長時間移動する時にdynabook R73/PBあると色々捗るだろう。毎日持ち運んでどこでも作業するためのメインマシンを求めるなら、dynabook R73/PBがオススメだ。

 また、直販サイト「東芝ダイレクト」では、同じ「dynabook R」シリーズで、Blu-rayディスクドライブを内蔵する「dynabook R83/PB」「dynabook R93/PB」も選択できる。より美しい映像を楽しみたいのであれば、これら上位モデルを選択するのもありだろう。

「dynabook R」シリーズの主なスペック
機種名 dynabook R73/PB dynabook R83/PB dynabook R93/PB
CPU Core i7-4710MQ(2.5GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 4600
メモリー 8GBメモリー
ストレージ 1TB ハイブリッドHDD/128GB SSD 1TB ハイブリッドHDD 256GB SSD
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット)
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ Blu-rayディスクドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0
インターフェース USB 3.0×3、HDMI端子×1、ミニD-sub 15ピン×1、有線LAN端子×1、マイク入力/ヘッドフォン出力端子×1、SDカードスロット×1
内蔵カメラ およそ92万画素ウェブカメラ
駆動時間 およそ11時間 およそ10.5時間 およそ11時間
サイズ/重量 およそ幅316×奥行227×高さ18.3~26.5mm/およそ1.43kg およそ幅316×奥行227×高さ18.3~26.5mm/およそ1.53kg およそ幅316×奥行227×高さ18.3~26.5mm/およそ1.52kg(1TB ハイブリッドHDD搭載モデル)、1.42kg(128GB SSD搭載モデル)
OS Windows 8.1 Update(64bit)
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