メーター類が見えなくなってしまう
ハンドル取り付け型 その1
ハンドルに取り付けて使うタイプなのだが……。まず、残念ながらiPhone 6 Plusには対応していなかった。ぎりぎりisai(5.2型)が装着できたので、これが限界だと思っておこう。そして、フロントの視界は妨げないが、写真を見てわかるとおり、思いっきりスピードメーターやタコメーターにかぶってしまう。また、さすがにハンドルに付けるとスマホとの距離が近いので見づらい。実売価格は約600円とリーズナブル。
アイデア賞ものだとは思うが、これで運転するのは正直恐い。しかし、ゴムバンドを引っかけられるところなら、どこでも装着できると思うので、使い方次第では化ける可能性アリ。
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取り付け位置に悩む
ハンドル取り付け型 その2
もうひとつ、ハンドルに取り付けるタイプを紹介しよう。こちらもバンドでハンドルに装着するタイプ。サイズの自由度が高く、さまざまな大きさのスマホを装着できそうだが、iPhone 6 Plusは大きすぎて縦でも横でも入らなかった。逆にisaiは横だとホールド部分が余ってしまって付けられなかったが、縦だとジャストにハマった。実売価格は約360円ほどと、今回紹介した中で一番安い。
しかしこれ、縦にしてハンドルに取り付けると、邪魔以外の何モノでもない。だが、これも取り付ける場所のアイデア次第で便利に使えるかもしれないので、スマホをナビで使う目的以外の人は導入してみるのもいいだろう。
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【まとめ】自分のクルマに合わせたホルダー選びを!
スマホの大型化にともない、車載ホルダーも進化を遂げてはいるものの、商品ごとに特性はバラバラで、ホールドできるスマホとできないスマホがある。さらに、デザインによってはホールドする部分が電源ボタンやボリュームボタンに干渉してしまう場合もある。まずは自動車用品量販店などで、サンプルをチェックしてから購入することをオススメしたい。
小型のホルダーに大型端末を装着すると、重さで吸盤が剥がれやすい傾向にあるので、5型以上のスマホをカーナビがわりにしようと考えているなら、車載ホルダーもある程度大きく、しっかりした作りのものを選ぼう。
また、スマホは取り外しても車載ホルダーは付けっぱなしで放置するのはやめよう。ダッシュボードの温度変化により吸盤の劣化が早く、次にクルマに乗ったら車載ホルダーが外れて落ちていた、なんてこともあるからだ(筆者はよくやってしまう)。
5型以上の端末に対応した車載ホルダー選びは、まずダッシュボードの形状(反っていないか)、フロントガラスの角度、吸盤が粘着性か否か(粘着性じゃないなら台座の購入を)、そしてホールドできる限界サイズを確認してほしい。
言うまでもないが、運転中のスマホ操作は絶対にしないように!