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仮想のレイヤー2ネットワークでデータセンター間の通信を柔軟に

アラクサラの「AX4600Sシリーズ」がVXLANに対応

2014年11月14日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 アラクサラネットワークスは、複数のデータセンターを容易に統合運用可能にするネットワーク仮想化技術であるVXLAN機能をAX4600Sシリーズに搭載する。

VXLANに対応するアラクサラの「AX4600Sシリーズ」

 アラクサラのVXLAN機能で仮想レイヤ2ネットワークを実現することで、データセンター間通信での、さまざまなネットワークを利用できる。また、多拠点間で仮想レイヤ2ネットワークを実現できるため、仮想サーバーがどのデータセンターにあっても、同一IPアドレスでアクセス可能。さらに、通常のVLANによるマルチテナント環境では約4000セグメントが上限だったが、VXLANでは最大約1600万セグメントのマルチテナント(論理ネットワーク)環境を実現できる。

VXLAN対応による複数データセンターのネットワーク統合

 このほか、データセンタ内のみでVXLAN機能を利用する場合でも、VXLAN対応の新たなサーバー環境と、既設の従来型サーバー環境のゲートウェイとして利用することで、段階的で効率的な設備投資が可能になる。さらにレイヤー3ネットワーク上でVXLANを利用することで、拡張性に優れたファブリックネットワークを構築できるという。

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