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麻倉怜士のハイレゾ入門講座 ― 第2回

ハイレゾとニセレゾ、規格か宣伝文句なのかという議論

2014年12月27日 19時00分更新

文● 編集部、語り●麻倉怜士

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麻倉怜士先生によるハイレゾ講座。第2回は、ハイレゾの定義について紹介します。CDより豊富な情報量を持つのがハイレゾ音源ですが、その作られ方、そして何よりもどんな音源が収録されているかが重要となります。ハードメーカーが多い日本、コンテンツ産業の米国など、国ごとのスタンスの違いも出ているようです。

“ハイレゾ”は規格なのかキャッチフレーズなのか

 ハイレゾという言葉がよく使われるようになったのは、この4年以内の出来事です。ただしこれは便宜的な側面が大きいんですよ。

 ローレゾ、中レゾ、ハイレゾみたいに、解像度を指しているように思えますが、意味合い的には、解像度だけではなく漠然と“品位が高い”という点を示している場合も多い。つまり本当は“ハイグレード”という意味なのですが、ハイレゾという言葉が自然に浸透し、いつの間にかデファクトスタンダードになってしまった。

 これが昨年までの出来事です。

 漠然としているから“偽のハイレゾ”があるかもしれないぞと、いう声も出てきました。例えば「そこまでの再生能力がないハード」なのにハイレゾ対応の機器だと謳っていたり、「実際に入っている情報がそこまで多くない音源」なのにハイレゾ音源と表記されたり、と。

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