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「LIFEBOOK AH」シリーズ徹底比較! 第3回

Celeron搭載モデルが意外と良いかも

パワーと価格、どっちで選ぶ? 「LIFEBOOK AH」ベーシックモデルのオススメはコレだ (1/4)

2014年10月10日 12時00分更新

文● 高橋量

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店頭販売向けのカタログモデル「LIFEBOOK AH53/R」(写真左)と直販向けのカスタムメイドモデル「LIFEBOOK WA1/R」(写真右)

 富士通のスタンダードノート「LIFEBOOK AH」シリーズの中でも「ベーシックモデル」に位置づけられる製品は、基本性能を押さえながらもコストパフォーマンスに優れたホームユーザー向けのモデルだ。前回まで紹介してきたように、スペックや販売形態の異なる4種類(店頭モデル3種類、直販モデル1種類)のモデルが用意されている。今回はその中から店頭モデルの「LIFEBOOK AH53/R」と直販モデル「LIFEBOOK WA1/R」について、ベンチマーク結果を交えながら性能をレビューしよう。

LIFEBOOK AHシリーズの主なスペック
LIFEBOOK AH77/R
(店頭モデル)
LIFEBOOK WA2/R
(直販モデル)
LIFEBOOK AH53/R
(店頭モデル)
LIFEBOOK WA1/R
(直販モデル)
CPUCore i7-4712HQ(2.30GHz)Core i7-4712HQ(2.30GHz)Core i7-4702MQ(2.20GHz)Core i5-4210M(2.60GHz)/Core i3-4000M(2.40GHz)/Celeron 2950M(2.00GHz)
メモリー8GB8/16GB8GB4/8GB
ディスプレー15.6型、1920×1080ドット、タッチ対応、外部出力4096×2304ドット15.6型、1366×768ドット、外部出力1920×1200ドット(アナログRGB)/1920×1080ドット(HDMI)
グラフィックスインテル HD グラフィックス 4600インテル HD グラフィックス 4600(Core i選択時)/インテル HD グラフィックス(Celeron選択時)
ストレージ1TB HDD500GB/1TB HDD、1TBハイブリッドHDD750GB HDD500GB/1TB HDD
光学式ドライブBDXL対応Blu-rayディスクドライブBDXL対応Blu-rayディスクドライブ/DVDスーパーマルチドライブ
通信機能1000BASE-T対応有線LAN、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、NFC1000BASE-T対応有線LAN、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS
インターフェースUSB 3.0端子×4、HDMI端子、ヘッドホン端子、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットUSB 3.0端子×3、USB 2.0×1、HDMI端子、アナログRGB端子、ヘッドホン端子、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット
本体サイズ/重量約幅377.2×奥行き256.6×高さ16~23.8mm/約2.5kg約幅378×奥行き252×高さ25.5mm/約2.2kg
バッテリー駆動時間約2.5時間約3.7時間約2.9時間(Core i5、Celeron選択時j)/約3時間(Core i3選択時)
OfficeOffice Home and Business 2013なし/Office Personal 2013/Office Home and Business 2013Office Home and Business 2013なし/Office Personal 2013/Office Home and Business 2013
OSWindows 8.1 Update(64bit)

Core i7搭載のミドルレンジモデル「LIFEBOOK AH53/R」

本体カラーはシャイニーブラックとアーバンホワイト、ルビーレッドの3種類。今回はアーバンホワイトのモデルを試用した

USB接続のレーザーマウスが付属する

 「LIFEBOOK AH53/R」は、店頭販売向けにスペックが決められたカタログモデルだ。CPUにはCore i7-4702MQ(2.20GHz)を搭載し、メモリーは8GB、ストレージは750GBのHDDを採用している。ベーシックモデルではあるものの、基本スペックは比較的高い。

 Core i7-4702MQはクアッドコアのCPUで、定格の動作周波数2.2GHz、ターボ・ブースト利用時の最大周波数は3.2GHz。インテル独自の仮想化技術や(VT-dを除く)セキュリティー技術に対応しているので、同技術を利用する業務でも活用可能だ。もちろん家庭向けマシンのCPUとしても十分な性能を持っている。

タスクマネージャーの「パフォーマンス」によるCPUの稼働状況。4コア8スレッドで動作している

メモリーの利用状況。ソフトを起動していない状態でのメモリー使用率は16%だった

 メモリーは8GBで、最大容量は16GB。これだけの容量を搭載しているのなら、Windows 8.1を快適に利用できるだろう。

 ストレージとしては、750GBのHDDを搭載している。アクセス速度はSSDのほうが速いが、コストと容量で考えればHDDのほうが有利だ。特に家族の写真や動画などを保存するなら、速さよりも容量を重視したい。その点で750GBのHDDは妥当な構成だ。

「CrystalDiskInfo」によるストレージの詳細情報。試用機では東芝製の「MQ01ABD075」(毎分5400回転、キャッシュ8MB)が搭載されていた

試用機のパーティション構成。CドライブとDドライブに338.13GBずつ割り当てられている

試用機ではCドライブの空き容量は309GB、Dドライブは337GBだった

 グラフィックス機能としては、CPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4600を利用する。外付けGPUよりも3D描画性能は劣るが、一般的なオンライン3Dゲームなら問題なくプレー可能だ。

 ディスプレーのサイズは15.6型で、解像度は1366×768ドット。光学式ドライブはBDXL対応Blu-rayディスクドライブで、通信機能はIEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LANとBluetooth 4.0+HS、1000BASE-Tの有線LANに対応している。主なインターフェースはUSB 3.0端子×3、USB 2.0端子×1、HDMI端子、アナログRGB端子、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットなど。デスクトップ代わりに使う「デスクノート」としては標準的な構成だ。

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(次ページ、「店頭モデル「LIFEBOOK AH53/R」をベンチマーク」に続く)

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