見た目は優しいが音は大迫力!
デノン「Envaya DSB-200」
筆者のチェックポイント
- ここが○:3台のマルチポイント接続に対応。低遅延コーデックaptXもサポート
- ここが△:ペアリング時などの効果音が電子音で味気ない
聴きたいときはキックスタンドを開けて設置する「貝」のような構造を持つ「Envaya DSB-200」(実売価格2万5000円前後)は、優しげな雰囲気が好印象だ。
交換可能な4色のグリルネットが付属。このグリルネットは表面には出ず、白のパンチメタル越しに見えるため、柔和な雰囲気を出すことに成功している。
最大3台の機器と接続し瞬時に切り替えできる「マルチポイント」は、PCとスマホ両方で使いたいユーザーにとってありがたい機能。スマホのプレイリストを聴いたらPCに切り替えてYouTubeを、といった使い方もペアリングをやり直すことなく一瞬でできる。
ホームパーティーの時に持ち寄ったスマホの音源を順番に聴く、といった使い方も可能だ。
音にもこだわりを見せる。全体としてはバランス重視の音設計だが、100mmのパッシブラジエータで低音の迫力は十分。ボーカルもクリアに聞かせてくれる。
音響特性を最適化するDSP「MaxxAudio」の搭載により、豊かな音場感も楽しめる。
低遅延のオーディオコーデック「aptX」をサポートし、aptX対応のAndroidスマホがあれば音が途切れることは少ない。AACもサポートしているので、iPhoneでも透明感あるワンランク上の再生が可能だ。
Envaya DSB-200の主なスペック | |
---|---|
エンクロージャ方式 | 密閉型(100mmパッシブラジエータ×1) |
連続再生時間 | 約10時間 |
最大出力 | 非公開 |
NFC対応 | ○ |
マルチペアリング | 最大8台 |
マルチポイント | 最大3台 |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
本体サイズ | 幅255×奥行47.5×高さ141mm |
重量 | 1.28kg |
このように多種多様な製品が登場しているBluetoothスピーカー。自分が求めるものが音質なのか、使い勝手なのかを考えて、ぜひ選んでみてほしい。
■Amazon.co.jpで購入
この連載の記事
-
第3回
AV
外でもお風呂でも使える! 防水Bluetoothスピーカー3機種をチェック! -
第2回
AV
小型でパワフル! 重低音型Bluetoothスピーカー3製品レビュー -
第1回
AV
小型&重低音、防水、NFC……Bluetoothスピーカーのトレンドをおさえる! -
AV
最新Bluetoothスピーカーのベストチョイスはコレだ! - この連載の一覧へ