確定申告の帳簿付けが楽ちんになる「YAYOI SMART CONNECT」で自動取り込みを体験！

2014年08月06日 11時00分更新

柳谷智宣

Twitterからつぶやくだけで取引データを入力できる

　Twitterでツイートした内容を取り込むこともできる。外出先から、利用した経費を気軽につぶやくだけなので、手間がかからないのが魅力。領収書を溜めてしまう心配もない。ツイートは第三者にも見られてしまうが、それが心配ならダイレクトメッセージを利用すればいい。

　まずは、公式アカウントの「@yayoismart」をフォローし、フォローを仕返してもらう。これをしないと、登録できないので、必ず承認すること。メンションで取引を登録する際は、「@yayoismart　交通費　11600」のように、アカウント名、取引内容、金額という順番で入力する。スペースは半角と全角のどちらでもよく、金額にはカンマが入っても入っていなくてもいい。ダイレクトメッセージの場合は、アカウント名は不要だ。

　ツイート後15分程度で、取り込みが可能になる。取込方法はオンラインバンキングやクレジットカードの時と同じ操作になる。取り込みたい項目に、送信するチェックを入れ、まとめて送信すればいい。取引内容はその場で修正できるが、あとで変更することもできる。

「@yayoismart」を検索して、フォローする

15分ほどでフォロー返しが来る

さっそく取引データをツイートする

他人に見られたくない場合は、ダイレクトメッセージでもOK

吹き出しをクリック

経費として取り込まれた。科目が間違っている場合は、プルダウンメニューから変更する。取引として取り込む項目は、「送信」の「する」にチェックする。これ以降の流れはZaimのときと同じ

スマホの専用アプリから日々の取引を入力することもできる

　スマホで登録するなら専用アプリ「bizNote for やよいの白色申告オンライン」を利用する手もある。登録済みのデータを一覧でき、データの修正も可能。現在は、iOSアプリのみだが、近日中にAndroid版も登場する予定だ。取引内容や取引先を登録し、次回以降はワンタップで選択し、簡単に入力できるようになる。スマホから入力することが多いなら、Twitterよりも専用アプリの方が便利。

　アプリは無料で、起動後に弥生IDでログインする。すると、登録済みの仕入れ・経費や売り上げが一覧表示される。それぞれをタブで切り替えてチェックすることも可能だ。

bizNote for やよいの白色申告オンライン

価格	無料	作者	Crowd Cast, Ltd.
バージョン	1.0.0	ファイル容量	547 KB
カテゴリー	ビジネス	評価	（無し）
対応デバイス	全機種	対応OS	iOS 7.0以降

弥生IDとパスワードを入力してログイン

取引入力は右上の「登録」から行う

入力した内容は「やよいの白色申告オンライン」にも反映される

　銀行やクレジットカードの取引を自動で取り込めるのは非常に便利。特に、筆者のように多数の企業から収入を得ている個人事業主は、売り上げの入力が格段に楽になる。もちろん、経費の入力も大幅に手間が省ける。こうなると、ZaimにモバイルSuicaを登録して交通費も取り込んだりしてみたい。

　また弥生の岡本浩一郎社長が「話題性を考えて始めた機能」というTwitterからの入力機能だが、シンプルに活用できるので、意外と便利。もっときちんと入力するなら、「bizNote for やよいの白色申告オンライン」を利用しよう。移動中に入力を済ませられるので、作業を後回しにしてしまわずに済む。

　「やよいの白色申告オンライン」は「YAYOI SMART CONNECT」により、使い勝手が大きく向上した。今のうちから作業しておけば、来年の確定申告は、とても簡単に済んでしまうことだろう。「やよいの白色申告オンライン」は2014年12月末まではトライアルキャンペーンで無料で利用できる。白色申告をしている人は、ぜひ試してみよう。

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筆者紹介─柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」（翔泳社）「Twitter Perfect GuideBook」（ソーテック社）、「Dropbox WORKING」（翔泳社）、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。

（提供：弥生）

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