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白色申告をしているフリーライターが試してみた!

「やよいの白色申告 オンライン」に追加された2つの新機能

柳谷智宣

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 5月23日、確定申告のクラウドサービス「やよいの白色申告 オンライン」がパワーアップした。「集計・レポート機能」と「取引帳簿の出力機能」を搭載し、2014年1月から始まっている白色申告の帳簿保存義務化に対応。入力したデータをお金の管理に活かすことも可能になった。今回は、「やよいの白色申告 オンライン」の新機能を中心に紹介しよう。

「やよいの白色申告 オンライン」がパワーアップした!

収支状況をグラフで分析できる

 2014年から記帳・帳簿などの保存制度が変更され、白色申告事業者も記帳しなければならなくなった。初めての記帳で戸惑っているなら、クラウドサービスの「やよいの白色申告 オンライン」がオススメ。詳しくは、「確定申告は「やよいの白色申告 オンライン」で手軽に済ませる!」で紹介しているので参考にして欲しい。

 筆者も「やよいの白色申告 オンライン」を便利に利用しているが、5月23日にアップデートされ、機能が強化された。新搭載されたのは、「集計・レポート機能」と「取引帳簿の出力機能」の2つ。早速、試してみた。

 「やよいの白色申告 オンライン」にログインしたところ、いきなりグラフが現れた。「ホーム画面」に入力済みのデータがグラフ化されて表示されている。収支状況がグラフで表示されるので、一目瞭然だ。ちなみに、起動時にホーム画面ではなく、取引の入力画面を開くこともできる。毎日取引を入力している人なら、自動で取引画面が開く方が便利だろう。

ホーム画面を開くと、月別の収支状況が表示される。画面下の「起動時に表示する画面」で「取引の入力」を自動表示することも可能だ

 「レポート」メニューでは、さらに細かい分析が可能になる。「月収支レポート」では、ホーム画面に表示されたグラフに加え、収支の表も表示される。毎月の利益がばっちり表示されるので、現状把握に役立つだろう。「期間計」の「収支-支出」は、自分の所得となる。表示する期間は画面上部のメニューから選択できるので、決算前を非表示にしたいときなどに利用しよう。

 科目別の経費や、売上と外注の取引先別のグラフも表示できる。どの取引相手のウェイトが大きいのかを視覚化できるので、分析に役立つ。例えば、1つの取引先が50%以上を占めているなら、ちょっと怖い状況。倒産やケンカなど、何らかの理由で取引が終了すると被るダメージが大きくなってしまう。そんなときは、小口でも新しい取引先を開拓しておこう、といったプランが立てられる。

「レポート」メニューを開いたところ。グラフと表で月別の収支を確認できる

右上の「科目別」をクリックすると、経費の内訳をグラフで確認できる。こちらも期間指定が可能だ

「取引先別」を開いたところ。売上相手の比重を確認できる

「経費支払先へ」では、経費を支払っている相手を確認できる。外注先のウェイトを調べるときに使おう

「日別」では100日までの期間を指定し、グラフ化できる

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