ゲームもTVもトコトン! 「ESPRIMO WD2/R×My Cloud×ARROWS NX F-05F」で最強エンタメ三昧(前編) (4/4)
2014年08月08日 11時00分更新
最強構成なら3Dゲームも動画編集も楽々こなせる
次に、「ESPRIMO WD2/R」のベンチマーク結果を紹介しよう。検証に利用した試用機のスペックは以下のとおり。CPUやメモリー、ストレージなどに最上位のパーツを選んだ、いわゆる「全部盛り」仕様だ。なおベンチマークの結果はパーツ構成によって変動することをあらかじめご了承いただきたい。
「ESPRIMO WD2/R」試用機のスペック | |
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OS | Windows 8.1(64ビット) |
CPU | インテル® Core™ i7-4790 プロセッサー(3.60GHz) |
メモリー | 32GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GT635(1GB) |
ストレージ | 256GB SSD+3TB HDD |
まずはWindows 8.1の快適さを表わす「Windows評価ツール」の結果(Windowsエクスペリエンスインデックス)から。CPUの処理能力を表わす「プロセッサ」は「8.4」、メモリーのアクセス性能を表わす「メモリ」は「8.4」と、かなり高めの結果となった。
ストレージのアクセス性能を表わす「プライマリハードディスク」についても「8.1」と高い。グラフィックス関連のスコアについてはそれほど高くはないが、このテストでは外付けGPUではなくCPU内蔵のGPUであるインテル® HD グラフィックス 4600が使われているためだと思われる。本来のグラフィックス性能ではないため、ここでは気にする必要はない。
試用機の「Windows評価ツール」結果 | |
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OS | Windows 8.1(64ビット) |
プロセッサ | 8.4 |
メモリ | 8.4 |
グラフィックス | 5.1 |
ゲーム用 グラフィックス |
5.6 |
プライマリ ハードディスク |
8.1 |
「CrystalDiskMark」「CINEBENCH」
ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」を使ってシステムがインストールされたSSDをテストしてみたところ、シーケンシャルリードで527.7MB/秒と高速な結果となった。CPUの性能を計測する「CINEBENCH」でも、高めの結果が出ている。
「PCMark 8バージョン2」「PCMark 7」
ネット閲覧や文書作成など、日常的な作業に必要な性能を計測する「PCMark 8バージョン2」の「Home accelerated 3.0」では、「3593」と比較的高いスコアが出ている。また総合的な性能を計測する「PCMark 7」のスコアは「5597」で、なかなか優秀な結果だ。これらの結果から、総合的にも十分パワフルなスペックを持っていることがわかる。
「3DMark」「3DMark Vantage」
3D性能を計測する「3DMark」では、最も高い3D性能を要求する「Fire Strike」でスコアがそれほど伸びなかったものの、全体的には満足できる結果が出ている。外付けGPUとしてNVIDIA GeForce GT635を搭載しているだけあって、海外の大作系3Dゲームでも解像度や画質を調整することで遊べそうだ。DirectX 10の性能を計測する「3DMark Vantage」でも高めの結果となった。
3Dゲーム系ベンチマークも結果は上々
3Dゲーム系ベンチマークとして「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」の快適さを計測する「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」を試してみたところ、1920×1080ドットの標準画質で「5560」の「快適」という評価となった。画質を最高品質に設定するとさすがにスコアはやや落ちるものの、問題なくプレーできる。
「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」では解像度1920×1080ドットの標準画質で「3064」の「やや快適」という評価で、最高画質では「1465」の「設定変更が必要」という結果だった。ストレスなくプレーするなら、画質は抑えたほうがいいかもしれない。
また、実際に動画編集や写真加工に加えいくつかのゲームを試してみたが、特にストレスを感じる場面もなく、とても快適に作業できた。今回使った試用機ほど高性能でなくても問題ないが、快適さを求めるのであれば、CPUやメモリーなどは予算の許す限り性能の高いパーツを選びたい。
主なスペック | |
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製品名 | ESPRIMO WD2/R |
直販価格 | 7万7047円から(富士通WEB MART価格、クーポン適用時、2014年8月6日現在) |
CPU | インテル® Core™ i7-4790 プロセッサー (4コア/8スレッド、3.60〜4.00GHz、HTテクノロジー対応、インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応)、 インテル® Core™ i5-4590 プロセッサー (4コア/4スレッド、3.30〜3.70GHz、インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応)、 インテル® Core™ i3-4150 プロセッサー (2コア/4スレッド、3.50GHz、HTテクノロジー対応) |
チップセット | インテル® B85 Express チップセット |
メインメモリー | 32/16/8/4GB(デュアルチャネル対応)、PC3-12800 DDR3 SDRAM |
ディスプレー(最大解像度) | 24型ワイド液晶「VL-244SSW3」(1920×1200ドット、LEDバックライト、ノングレア)/20型ワイド液晶「VL-20WB2S」(1600×900ドット、LEDバックライト、ノングレア) |
グラフィックス機能 | NVIDIA GeForce GT 635(1GB)/インテル® HD グラフィックス 4600(CPU内蔵)/インテル® HD グラフィックス 4400(CPU内蔵) |
ストレージ1 | 約512/約256GB SSD、約3/約2/約1TB HDD(7200回転/分)、約500MB HDD(7200回転/分) |
ストレージ2 | 約3TB HDD(7200回転/分)/なし |
光学式ドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能搭載)/DVDスーパーマルチドライブ |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)+Bluetooth 4.0 HS準拠またはなし |
インターフェース | USB 3.0端子×4、USB 2.0端子×4、PS/2端子 |
映像出力 | GeForce GT 635選択時:DisplayPort端子、DVI-D端子、アナログRGB端子、 HDMIインターフェース選択時:HDMI端子、DVI-D端子、アナログRGB端子、 インテル® HD グラフィックス 4600/インテル® HD グラフィックス 4400選択時:DVI-D端子、アナログRGB端子 |
ダイレクト・メモリースロット | SD/SDHC/SDXC対応 |
拡張スロット | PCI Express x16、PCI Express x1 |
テレビ機能 | ネットワークテレビチューナー/なし |
サウンド機能 | マイク端子×2、ラインイン端子、ヘッドホン端子、ラインアウト端子 |
本体サイズ | 幅89×奥行き353×高さ341mm(縦置き時、フット台含まず) |
オフィス | Microsoft Office Home and Business 2013/Microsoft Office Personal 2013/なし |
OS | Windows 8.1 Update/8.1 Pro Update(すべて64bit) |
そのほか | ワイヤレス・キーボード/コンパクト・キーボード、ワイヤレス・タッチパッド/ワイヤレス・マウス/なし、フット(設置台) |