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「α7S」"ISO 409600"でモデルさんをビデオ撮影してみた

2014年07月12日 12時00分更新

文● 林佑樹(@necamax)、モデル:椿(@tsubakiller)、協力:憬-Kay-(@kay_nanaka

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レンズには「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z」を使用した。コストパフォーマンスのいい単焦点レンズというか、α7シリーズを手にするなら、セット購入必須レベルのいいレンズだ

 「最大ISO409600」。肉眼を超えた世界を体験できる、ソニーのミラーレス一眼「α7S」を象徴する尖った機能のひとつだ。ソニーが公開したプロモーションビデオでも話題になったが、薄暗い場所でも昼間のように撮れてしまう。そんなα7Sが、ASCII.jpに遊びにいったところ無造作に転がっていたので、気になっていた高感度動画撮影の簡易レポートをお送りしたい。詳報は後日掲載予定だ!

光源はろうそく。コンビニで確保したもの

α7でろうそくを撮影してみたもの。ISO3200でもけっこうキツい。レンズは「Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM」を使用

「α7S」は低照度に強いということで、ろうそく1本を光源としてみた動画撮影を行なってみた。ISO100、200、400、800、1600、3200、6400、12800、25600、51200、80000、102400、128000、160000、2048000、256000、320000、409600とISOを変化させている。モデルさんの様子がわかり始めるのは、ISO51200あたりから。ほぼ一定間隔でISOを変化させているので、とりあえず見てほしい。データは1/125、F4、DROオフの状態で60p 28MB(PS)にて撮影したものをMP4に変換している

 ISO409600で撮影することはまずないにしても、動画を見るかぎりISO64000あたりまではもう少し光源を確保すれば十分なレベルにある。カンタンなインプレッションを書いておくと、α7Sは気兼ねなくISO6400を基本にできるため、暗所以外でシャッター速度を稼ぎやすいという印象。筆者はα7を持っている身だが、取材用にほしくなっているほどだ。後日掲載のレポートでも触れたいところだ。

室内の場合、ISO6400で気兼ねなく撮影できるため、すでに「α7S欲しいゲージ」が高まっている(サムネイルをクリックすると、2832×4240ドットの画像が表示されます)

α7Sのもうひとつのポイントは、薄暗い場所での粘り強さとでもいおうか。ISO16000あたりでも十分“OK“な範囲。薄暗い場所取材の多い筆者としては、この点も「α7S欲しいゲージ」がたまる要因だ(サムネイルをクリックすると、4240×2832ドットの画像が表示されます)

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