マウス操作/タスクバー機能向上でより仕事がしやすく
非タッチだからこそ使いやすい8.1UpdateをInspiron 14で試す (2/3)
2014年05月16日 11時00分更新
マウスの操作性が向上-今までアップデートしなかったことを後悔した
Inspiron 14の初期導入OSはWindows 8(64bit)なので、Windows 8.1 Updateにするにはまずホーム画面のWindows ストアから「無料でWindows 8.1に更新」を選択。直接Windows 8.1 Updateにできるが、アップデートにはかなり時間がかかった。不安なく確実にアップデートしたい場合は、Windows Updateを実行した後、高速なネットワークが利用できる環境でアップデートが終わるまで操作せずに待つのがベストだろう。
Windows 8.1 Updateでは、デスクトップ画面のタスクバーにWindows ストアアプリが表示されるようになり、わざわざスタート画面を経由しなくてもWindows ストアに移動できるようになった。また、デスクトップ左下にはWindows ロゴ キーも表示。デスクトップ画面から楽にアプリを起動できるようになったのはうれしい。スタート画面やストアアプリでもタスクバーが表示できるようにもなった。
デスクトップ画面からWindows ストアアプリにすぐ移動できるうえに、起動したアプリもタスクバーに表示されるようになったので、それまで全く利用しなかったアプリをダウンロードして使ってみようという気になった。Windows ストアでは無料でも便利なアプリがダウンロードできるので、Windows 8.1 Updateにアップデートしたら探してみるといいだろう。(アプリのダウンロードにはWindows アカウントが必要)ちなみに、実際に映画の座席予約ができる「ムビチケ」を利用してみた。ウェブブラウザーで映画の情報を調べながら、すぐタスクバーからアプリを起動してチケットが買えるのはかなり便利だ。
また、Windows 8ではタッチ操作を優先したユーザーインターフェースだったが、Windows 8.1 Updateでは、マウスでの操作方法に大幅な変更点がある。たとえばスタート画面での右クリックによる「コンテキストメニュー」が追加。これにより、コンテキストメニューでタイルのサイズ変更や、ライブタイルのオンオフ、Windows ストアやアプリのピン留めもできるようになった。スタート画面のユーザーアカウントの横に電源オフボタンと検索ボタンも追加され、すぐにシャットダウンや検索が可能だ。
オフィスでPCを使用する際ちょっとだけ面倒だなと感じていた操作でも、その操作の回数を重ねたり、忙しい時に操作が面倒だとストレスがたまる。なので操作性が向上するのは、少し便利になっただけでもだいぶ仕事の効率があがるのではないだろうか。
(次ページ「タッチ非対応ならなおさらWindows 8.1 Updateにするべき!」へ続く)