ビザ・ワールドワイドは14日、BtoB（企業間商取引）専用のクレジットカード決済システム「Visa Business Pay」の提供を開始した。同システムの構築から運用・保守・コールセンター業務までは、GMOインターネットグループで非対面クレジットカード等の決済事業を展開するGMOペイメントゲートウェイが担う。
「Visa Business Pay」のイメージ
「Visa Business Pay」は、Visa加盟店同士の決済をVisaクレジットカードで行えるようにするシステム。BtoBをオンラインでつなぎ、たとえば飲食店（バイヤー／買い手）が食品卸（サプライヤー／売り手）から食材を仕入れる際、発注からクレジット決済、領収証の発行までをパソコン1台でWeb上の作業により完結できる。一方の食品卸も、受注確認から請求書の発行、クレジット決済、支払い確認までをオンライン上で一元管理することが可能となる。
パソコンがあれば手軽にBtoB取引にクレジットカード決済を導入できるほか、発注や請求書・領収証の発行などをメールで行えるため、手書きで作成する手間が省ける。小規模店舗・ビジネスでのBtoBクレジットカード決済導入や決済業務の効率化に適したシステムだと言える。
