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子ども向け動画配信「LINE KIDS動画」はLINEの入口?

2014年04月07日 05時50分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 無料通話・メールアプリ「LINE(ライン)」を運営するLINEは7日、子ども向け動画配信アプリ「LINE KIDS動画」のiPhone(アイフォーン)版を提供開始した。App Storeから無料ダウンロードできる。Android(アンドロイド)版は近日リリース予定。

「LINE KIDS動画」のイメージ画面

「LINE KIDS動画」のイメージ画面

 「LINE KIDS動画」は、1歳~6歳の未就学児とその保護者を対象にした動画コンテンツを配信する新サービス。暴力的・性的な表現を含まない、親子で楽しめる安心のコンテンツを提供。まずは「ドラえもん」や「ポケットモンスター」、「プリキュア」などのキャラクターものや、「仮面ライダー電王」や「炎神戦隊ゴーオンジャー」といった戦隊シリーズのほか、「パワーパフガールズ」や「赤毛のアン」、「CatChat えいごKIDS!」など、LINEが厳選した28タイトル、1500本以上の動画コンテンツを用意。今後も順次、ラインナップを拡充させていく。

 視聴料金システムも明瞭かつ安心できるように配慮され、毎月LINEが選んだ合計約300エピソードを月額500円で何回でも視聴することができる「LINE チョイス見放題プラン」(対象作品は毎月更新)と、1つの番組を月額400円で何回でも視聴できる「番組見放題プラン」という2つの定額見放題プランを用意。さらに、毎日1本の無料視聴を想定し、1日最大40分間無料で動画を視聴することが可能な「タイマーシステム」もラインナップする。また、子どもが勝手にアプリを起動しないための「チャイルドロック」機能や、動画の視聴時間を管理できる「視聴時間履歴」機能も搭載する。

 「LINE KIDS動画」は、子どもがスマホを初めて使う、あるいはスマホで初めて動画を見るきっかけとなる可能性が高い。子どものうちから「LINE KIDS動画」に触れてもらうことは、生涯的なLINEユーザーの獲得にもつながる。さまざまなサービスを展開するLINEの入口としても「LINE KIDS動画」の役割は大きい。

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