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デザインのよさに、どこでもつながるが追加

3G対応で、さらに広がるYOGA TABLET 8の世界

2014年02月05日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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SIM内蔵となることで、利用シーンがまたひとつ広がる

 最後に追加された3G通信機能(本体はSIMフリー対応)について紹介しておこう。

 3G版のYOGA TABLET 8には「IIJmioプリペイドパック」が同梱されている。通常価格4980円で売られているもので、NTTドコモのLTE/3G網に対応。下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpの速度で通信ができる。

 あらかじめ500MB分の通信料金が含まれており、APN(Access Point Name)設定などは不要。電話一本で使い始められる手軽さだ。また長期にわたってSIMを使い続けるなら、月額料金プランのIIJmio高速モバイル/Dサービスにアップグレードすることで従量制のプランに変えることもできる。月額945円でクーポンが500MB付く「ミニマムスタートプラン」、月額1596円で毎月2GBに収まる人向けの「ライトスタートプラン」などがある(料金解説サイト)。

画面左上にアンテナの状態が表示

SIMカードスロットはmicroSDカードスロットの隣。写真左のWi-Fi版でも用意されていたが、シルクなどはなく機能が利用できなかった。

 価格的にも2万9800円と手が出しやすい。広いエリアで常時通信ができるAndroidタブレットの購入を検討しているのなら設定の容易さも含めて手軽さを感じる選択肢のひとつになるだろう。

 また細かな話だが、OTG対応でMicro-USB経由でほかのiPhoneやスマホの充電をしたり、iPhoneやスマフォのファイルの閲覧ができるという点も意外に活躍するシチュエーションがある。タブレット単体での利用はもちろんだが、スマホで撮影した写真を大画面で見るなど、普段はスマホを持ち運び、机の上や落ち着いて使う際にYOGA TABLET 8を使うなど、状況に応じた使い分けも楽しみたい1台となっている。

APN設定済みなので、IIJmioプリペイドパック用の設定はあらかじめ登録されている。SIMフリー端末なので自身でマイクロSIMカードを用意し、APN設定をすれば、さまざまなSIMカードも利用できる。

 低価格SIMの登場によって、タブレットもWi-Fi版から常時接続が手軽に楽しめる通信内蔵モデルが主流になりつつある。本体価格や契約の面でも、SIMカードを差し替えるだけで気軽に通信を利用できるSIMフリー機の普及という面でもハードルは下がっている。外出先で使用するためにスマホのテザリングを活用したり、Wi-Fiルーターを持ち運ぶ必要がないという点も便利だ。そして多彩なスタイルで使えるYOGA TABLET 8であれば、使えば使うほど通信内蔵のメリットを実感できるというわけだ。

 3G対応で柔軟なスタイルで使えるAndroidタブレットがほしいと考えているなら、YOGA TABLET 8をぜひ検討してほしい。

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