デル発、ノート&タブレット型PCの超決定版「XPS 11」 第1回
押下できないタッチキーボードも特徴的
キーボードの360度回転でタブレットになる2-in-1ノート「XPS 11」 (2/2)
2014年01月24日 11時00分更新
押下できないタッチキーボードを採用
タブレットモードでは、ディスプレイ面の裏側は常にキーボードが露出した形になる。一般的なキーボードだと、どうしても持った時にキーの凹凸や手にあたって押下される感触などが気になるものだが、「XPS 11」の場合はほとんど気にならない。フラットなタッチキーボードを採用しているからだ。
キーボードとしてはごく薄型のアイソレーションキーボードのようにも見えるのだが、基本的に押下される感触はない。タッチして利用するものだが、キートップにあたる部分だけがわずかに盛り上がっており、触れてキーの位置を確認することはできる。
普通のキーボードを想像して使うと独特のタッチ感に戸惑うかもしれないが、キーピッチはフルサイズであるため、正確なタッチタイプができる人ならば特に気にすることなく利用できるだろう。実際使ってみると、最初のうちはミスタッチも頻発したが、比較的すぐに慣れることができた。
標準状態ではタッチ時に音が鳴るようになっており、押したつもりが押せていなかった、というようなこともあまりない。またバックライトを搭載しており、暗い部屋でもしっかりと視認して利用するとができる。
タッチパッドはジェスチャー機能対応のボタン一体型ものを搭載している。こちらはわずかながら押下できる仕組みになっており、クリック動作などがしづらいということはない。大きさも十分で、ディスプレーのタッチ操作とあわせて利用すれば、別途マウスを持ち運ぶ必要はなさそうだ。
今回はスタイルが変化する機構や独特な使い心地であるキーボード等についてとりあげたが、次回はインターフェース周りの確認や、ベンチマークによる性能評価を実施したい。
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