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新年にスマホとテレビが2画面連動、フジとIPGがO2O2O

2013年12月25日 05時53分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 Webサイトでクーポンが発行され、来店時にスマホのクーポン画面を提示することで割引・特典を受けられる――このように、オンラインのユーザーをオフラインの顧客へと導くマーケティングとして「O2O(オーツーオー/Online to Offline)」は知られているが、さらにテレビやラジオなどを巻き込んだ「O2O2O(オーツーオーツーオー/Onair to Online to Offline)」が注目を集めている。

 O2O2Oは、テレビやラジオのオンエアーを観たり聴いたりしている人がアプリ等で手軽にWebサイトへアクセスし、そこからO2Oへとつながるマーケティングだ。フジテレビとインタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG)は新年早々、テレビCM連動キャンペーン「スマホでCMキャッチ!」を実施する。

 これは、フジテレビで放送されるテレビCMの音声を専用アプリでキャッチすると、CMスポンサーからのプレゼントに応募できるというキャンペーン。対象となるのは、1月2日と3日に放送されるソニー・コンピュータエンタテインメントの家庭用ゲーム機「PlayStation4(プレステ4)」のCMだ。アプリはIPGの「Gガイドモバイル」アプリを使用する。ユーザーは同アプリをインストールしておき、CMが流れている間にスマホのアプリを起動してテレビに向ければキャンペーンに参加できる。

 O2O2Oについては、日本テレビやエフエム東京などがすでにプロジェクトを開始しているが、今回の「スマホでCMキャッチ!」で使用するIPGの「Gガイドモバイル」アプリは、1200万ダウンロードされているため、キャンペーンへの多数の参加が期待される。

「スマホでCMキャッチ!」の利用イメージ

「スマホでCMキャッチ!」の利用イメージ

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