このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

『F1 2013』の“F1 CLASSICS”モードはやっぱり熱い! 1980年代の様子や興奮をF1ファンが語り合うスペシャル座談会!!

2013年09月26日 00時00分更新

文● ヒビキタケル

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

■収録モードやサーキットなど、『F1 2013』のシステム面の話題に

ヒビキタケル:今作で収録されるサーキットで、へレスやブランズハッチについては、何か思い出はあります?

YK3:へレスは、1986年からしばらく、スペイン・グランプリのサーキットだったね。

ヒビキタケル:現在はオフシーズンにF1のテストを行うサーキットとしても知られてます。

YK3:ブランズハッチはMoto GPにも出てくるので、どちらかというとバイクのサーキットというイメージだな。あらためて見てみると、これは相当な高速サーキットだね。ストップ&ゴーが少なくて、走ってみるとおもしろそう。

チョロ松:どちらも最近のレースゲームには入っていないから、楽しみですね。

YK3:高速サーキットでは、どのくらいまでスピードを出すかで、次のコーナーでの曲がれる・曲がれないが決まるからね。浅いコーナーを抜ける時に、どこまでガマンしてアクセルを踏み続けるか……。そのせめぎ合いがいいと思う。前作までをプレーした経験だと、結構きっちり減速しないと曲がれないゲームだから。

『F1 2013』

ヒビキタケル:でも、1980年代のF1を懐かしんで買う人は、YK3さんほどレースゲームが得意じゃないと思うんですよね。そんな人も“ブレーキアシスト機能”を入れておけば、コーナーの手前で自動的に減速してくれるので、ハンドリングさえ気をつけていれば大丈夫。さらにコースアウトやクラッシュの場合でも、少しだけ時間を巻き戻してやり直せる“フラッシュバック機能”もあるので、見た目は超リアルでも、実はレースゲーム初心者でも遊びやすい仕様なんですよね。ブレーキアシスト機能は、段階的に強度を変えられるので、ゲームに慣れてきたら徐々に低くしていくということも可能です。

YK3:レース前に観られるコース紹介の映像もいいよね。「あそこのコーナー、あのスピードで抜けられるんだ!」という発見が結構あるよ(笑)。

チョロ松:あそこまで解説してくれるのは、ちょっと驚きです。

YK3:実際に走ることがあれば、アドバイスとして使えるレベルだと思うよ。なかなかそういう機会はないけど……。

■古くからのF1ファンにとって夢のようなモード!

チョロ松:こうしていろいろ見てきましたが、古くからF1を知る者にとっては、“F1 CLASSICS”でこれだけ有名なドライバーに囲まれてレースができるというのは、まさに夢のようなモードですよね。

YK3:実はね、『F1』シリーズの第1作目が出たころから、ずっと「こういうモードが入らないかなぁ」って思ってたの(笑)。オレは自分でもナイジェル・マンセルが好きだって公言していたし、コードマスターズさんにも伝えていたから。その意見が通ったってわけではないだろうけど、実現してくれてうれしいなあ。

ヒビキタケル:今日の座談会で、当時のことをいろいろ知ることができたので、“F1 CLASSICS”モードを実際に遊ぶ時は、今までとは別の視点で楽しめそうです。2月に公開される映画『RUSH』にも登場するニキ・ラウダのマシン“1976 Ferrari 312 T2(1976年式)”もボーナスカーで登場することが、先日発表されたばかりですよ! 有料DLCで“90年代クラシックパック”があったりと、これから先の情報にも期待したいです!

『F1 2013』

前へ 1 2 3 4 次へ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中