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長~く使える極上のPCケース2013第3回

長~く使える極上のPCケース2013【SliverStone/NZXT編】

2013年11月03日 12時00分更新

文● 加藤 勝明

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 3回目を迎えた「長~く使える極上のPCケース」2013年度版。今回は安定した人気を誇るSliverStoneと、独特のデザインセンスで勝負するNZXTの製品をピックアップして紹介する。

 第1回でも解説したが、今年の検証は動作時の熱を測定している。測定条件については第1回を参照してもらいたい。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-4770K」(3.5GHz)
マザーボード ASUSTeK「Z87 Pro」(Intel Z87)
メモリー PC3-12800 4GB×2
ビデオカード ASUSTeK「HD7850-DC2OC-2GD5」(Radeon HD 7850)
SSD OCZ「Techlonogy Vertex4」(256GB)
電源ユニット Thermaltake「TPG-0750D」(750W、80PLUS GOLD)
CPUクーラー リテールクーラー
OS Windows 8.1 Professional(64ビット)

マザーを逆さまに入れる
SilverStone
RAVEN 4

●URL:http://www.silverstonetek.com/raven/products/index.php?model=RV04&area=jp
●実売価格:1万8000円前後

「RAVEN 4」の面構えはシャープさと同時にカラスの羽根を連想させる。サイズはサイズは219mm(W)×497mm(D)×581mm(H)

 SilverStoneといえば、ケース内部の気圧を外界より高くし、ホコリの侵入や冷却力アップを狙う“正圧設計”や、マザーのI/Oパネルを上にする“煙突構造”のケースなど、設計に関して独特の哲学を持っているメーカー。そのSilverStoneが放つゲーミングPC向けケースの最新モデルがこの「RAVEN 4」だ。

マザーは“倒立”、前面に3連ファン搭載も可能

 さてSilverStoneといえば、前述した通りマザーを90度回転させ、I/Oパネルを上に持ってきた煙突構造のケースなどが有名だが、本製品はマザーをさらに90度回転させ、CPUがチップセットの下になる“倒立構造”になっている。ATX版の煙突構造のケースは前後寸が長いという欠点があったが、本製品は倒立にすることでスリムなボディを手に入れた。

 設計的なポイントとしては、前面に2基搭載された180mmの“Penetrator Fan”と、その直後に配置されたシャドウベイ、そして前面を覆うプラスチック製カバーの3点だ。奥行きを短くするためにシャドウベイがマザーの一部を覆うように張り出しているが、倒立構造なのでビデオカードの領域には干渉しないというのがミソだ。

5インチベイや冷却ファンはカバーを閉じるとまったく見えなくなる。ただこのカバーは写真で見るよりずっとプラスチックの質感で、ややチープなのが残念。価格を考えれば仕方がないが、もうちょっと仕上げにこだわってほしいところだ
マザーが下、電源が上という古典的な配置だが、マザーが倒立ゆえI/Oパネルの配置も逆。右下スミに「+」状の小さな穴があるが、これは別売の外付けCMOSクリアスイッチ「CLEARMOS」を装着するためのものだUSB 3.0ポートやヘッドフォン端子などはケース右手に配置されている。USBメモリなどを装着していてもうっかり蹴り飛ばすリスクは少ないが、配置が大幅に限定されるのでこの設計は残念。ちなみに電源スイッチ類は前面カバー最上部に設置されている
マザーへのアクセスは右側面から行なうため、アクリルウィンドウも右側に設けられている。前面カバーとケース本体の前面パネルとの間には結構大きな空間が設けられており、閉じていても十分な気流を確保できるようになっている側板を解放したところ。左下の出っ張りがシャドウベイ。標準サイズのATXマザーを使う場合、メインパワーケーブルの取り付け時にベイがちょっと邪魔になる
360mmラジエーターの装着例(画像提供:SilverStone)

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