米メディアのブルームバーグ(Bloomberg)が現地時間16日に報じた内容によると、米グーグルの広告担当幹部を米ツイッターが雇用した。IPO(新規株式公開)を控えたツイッターが、広告部門の強化に動いたとみられる。
ツイッターへの転身が明らかとなったのはJ.J. Hirschle氏。新天地では小売企業に広告商品を販売する責任者となる。ツイッターは米国時間14日に広告主向けの予約投稿機能を発表したばかり。投稿日時を指定して予約できる同機能を新たに備えることで、広告主からの広告出稿を活性化させる狙いがある。
米イーメーカーズ(eMarketer)による6月のレポートでは、2012年のツイッターのモバイル広告売上は1億4000万ドル。同46億1000万ドルで業界1位のグーグルを大きく下回り、同4億7000万ドルで2位のフェイスブックにも及ばない。巻き返しを図るうえでJ.J. Hirschle氏の手腕に期待される。
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ブルームバーグ
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