韓国LG Displayは8月21日、世界初となるクアッドHD解像度を実現したスマートフォン向けAH-IPS液晶パネルを発表した。
5.5インチサイズのクアッドHD(2560×1440ドット)と超高精細の液晶パネル。解像度は538ppiで、現在流通中のモバイルデバイスに搭載されているディスプレーの中では最も高い値だとしている。画像の歪みがなくPC用ウェブページを閲覧できるほか、画像を拡大した場合もシャープな状態を保つことが可能だという。
ディスプレーの厚さは約1.21mm、ベゼル幅は約1.2mm。同社が7月にリリースした5.2インチのフルHD液晶に比べ約12%薄いとのこと。
同社の副社長Byeong-koo Kim氏は、「我が社は2012年、世界初のスマートフォン用フルHD液晶を導入し高解像度モバイル市場を開拓した。そして再び、クアッドHD液晶により新たな可能性を拓く」と述べている。