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14.0型液晶搭載機では世界最軽量(※1)の約1.14kg!

驚くほど軽く、かばんにやすやすと入る、新レッツノート LX3

2013年09月03日 11時00分更新

文● 石井英男、写真●篠原孝志

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ミニマムの構成にすれば、約1.14kgの重量

 さらに驚かされるのは、その重量だ。

 構成によって重量は変わるが、光学式ドライブ非搭載、SSD、バッテリーパック(S)という最軽量構成にすると、重量はわずか約1.14kgしかない。

 この重量は、12.1型液晶搭載のレッツノートNXとほぼ同じであり、11~13型液晶を搭載したUltrabookと比較してもかなり軽い部類となる。14.0型液晶搭載モデルとしては世界最軽量の軽さだという。

 実機を手に持ってみたが、確かにサイズから想像する重さよりも遙かに軽い。本体のサイズとの対比もあり、約1.14kgというその数字から感じるイメージよりもずいぶんと軽く感じる。

 レッツノート LX3が、薄くて軽いボディを実現した秘密は、新たに開発された天板構造とトップケース構造にある。レッツノートシリーズは、以前から独自のボンネット構造を採用し、軽さと強度を両立させていたが、サイズが大きくなるとたわみやすくなるため、レッツノートBシリーズでは、ボンネット部分にリブ構造を採用し、剛性を高めていた。

レッツノート AXシリーズで採用した波状のリブは奥行き・水平方向の両方で高い強度が得られる。従来からの特長であるボンネットと併用することでより高い堅牢性を確保している

光学式ドライブが収まる箇所には金属フレームを使用し補強している。光学式ドライブレスのモデルでは、空洞になるためこういった補強の効果は高い

 しかし、この構造では厚みが大きくなってしまうことと、リブが直線的であったため、リブ方向には強いが、リブと垂直な方向には弱いという欠点があった。

 そこで、レッツノート LX3では、平面部分にも波型のリブを配置することで、面全体の強度をアップしている。レッツノートBシリーズの場合、ボンネットの高さは2.8mmで、76cm落下試験や100kgf加圧振動試験は非対応であったが、レッツノート LX3では、ボンネットの高さが1.5mmになり、76cm落下試験や100kgf加圧振動試験も実施するなど、レッツノートAXやSX/NXと同等の堅牢性を実現している。

 また、トップケースが樹脂のみでできていたBシリーズでは、厚みが犠牲になっていた面があったが、レッツノート LX3では樹脂+マグネシウムのハイブリッド構造を採用することで、軽量と堅牢性を保ちながら、従来よりも薄いボディを実現している。

光学式ドライブ搭載機種もクラス最軽量

 ブルーレイドライブ、SSD、バッテリーパック(L)というフルの構成を選んだ場合でも、重量は約1.395kgと軽い。これもブルーレイドライブ搭載の14.0型ノートとして、世界最軽量※2となるそうだ。さらにDVDスーパーマルチドライブ、SSD、バッテリーパック(S)という構成であれば、重量は約1.225kg。こちらもDVDスーパーマルチドライブ搭載14.0型ノートとして、世界最軽量※3だ。

※2 14型液晶搭載・ブルーレイドライブ内蔵モデルにおいて(2013年8月28日現在)。

※3 14型液晶搭載・スーパーマルチドライブ内蔵モデルにおいて(2013年8月28日現在)。

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