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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第314回

3パターンの“猫なで”ポイントを抑えた猫写真

2013年07月26日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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偶然横を見たら、猫がとことこと寄っていったのでなでるところを撮らせてもらった。胸から上を大胆にトリミングして、猫なで姿を強調してみた(2011年10月 ソニー NEX-5N)
偶然横を見たら、猫がとことこと寄っていったのでなでるところを撮らせてもらった。胸から上を大胆にトリミングして、猫なで姿を強調してみた(2011年10月 ソニー NEX-5N)

 人に慣れてて逃げない猫を見ると、猫好きは猫をなでようとするのである。本能みたいなもんですな。人を信用してる猫だと、気持ちよくなでさせてくれたり、「なでないなら勝手にすれば」と言わんばかりの顔で平然となでさせてくれる。ありがたや。

 そんなとき、猫のどこをどうなでるのか。

 家にある猫なで写真をあれこれ見てたら、見事に3つのパターンがあることに気づいた。

 1つ目は顎の下。普通、猫をなでるというと最初に思いつく場所で、猫としても下から手が出てくるし手が近づいてくるのが見えるので反応しやすい。慣れてる猫はすっと首を差し出す。

おれはなでられるのが当然、って顔がなんとも猫らしい。観光地の猫なので慣れているのだ。とっさにそのときすぐに取り出せたiPhoneで肩越しに撮影(2013年4月 Apple iPhone5)
おれはなでられるのが当然、って顔がなんとも猫らしい。観光地の猫なので慣れているのだ。とっさにそのときすぐに取り出せたiPhoneで肩越しに撮影(2013年4月 Apple iPhone5)

 誰かが猫をなでてるとその姿を撮りたくなるもの。やっぱ写真に人が入ると雰囲気が変わるしね。人と関わってる姿も猫らしい。

 私が気をつけているのは、なでてるのが知人じゃない場合は相手の顔がわからない位置から撮ること。勝手に撮られたくない人も多いし、勝手に撮っては失礼だし、自分もそうだから。なでてる人の顔を入れたいときは、ひとこと声をかけたり目が合ったときちょっと合図したりする。

 そうしそびれたときは、公開するときに顔がわからないようトリミングしちゃう。冒頭写真がそうです。あとになって、一声かけて掲載許可もらっておけばよかったなと思っても後の祭り。

 でも、瓦に座ってくつろいでたら猫が横にちょこんと座ったので思わずなでてあげた、という光景がいい。

 くつろいでる時の頭ってなでやすいしね。慣れている猫なら嫌がらない。

 で、顎の下よりよく撫でられるのは頭から首筋にかけてである。自分より小さなものが横に来たら、つい頭をなでなでしちゃうものだものね。猫は「ただしイケメンに限る」とか言わないし……多分。

頭をなでてたらおでこを押しつけてきた。その姿が面白かったのでiPhoneをさっと低い位置に持って行って横から撮ってみた(2013年3月 Apple iPhone5)
頭をなでてたらおでこを押しつけてきた。その姿が面白かったのでiPhoneをさっと低い位置に持って行って横から撮ってみた(2013年3月 Apple iPhone5)

 その上、多くの猫はおでこから頭頂部あたりをぼりぼりと掻かれるのが好きなようで、自分から頭を押し付けてきたりする。

 どうやら気持ちいいらしい。

こっちはもっと露骨。指先におでこをぐいぐいである。痒いから掻いて、といってるような感じ(2013年2月 オリンパス XZ-2)
こっちはもっと露骨。指先におでこをぐいぐいである。痒いから掻いて、といってるような感じ(2013年2月 オリンパス XZ-2)

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