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大画面が使いやすい

デスクトップ並の性能+持ち運べるサイズの「Inspiron 17R」 (3/3)

2013年06月11日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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デスクトップPC並に使えるノートPC

 試用機の構成は、CPUにIntel Core i7-3517Uを採用し、8GBのメモリと1TBのHDDを組み合わせたものだった。グラフィックス機能としてCPU統合のIntel HD Graphocs 4000とRadeon HD 8730Mを搭載している。マシン負荷が高くなるとRadeon HD 8730Mを利用するが、普段はIntel HD Graphocs 4000を使うことで省電力にするという仕組みだ。この構成で、ベンチマークによる性能評価を行った。

 Windows 8の快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」で、一番低いサブスコアは「プライマリハードディスク」の値である「5.9」となった。これはHDDとしては標準的な値だ。グラフィックス関連は「グラフィックス」と「ゲーム用グラフィックス」の値が「6.6」となっている。「プロセッサ」の値は「7.1」、「メモリ」の値は「7.5」と、全体的にかなりよい結果が出た。

 これに対して、3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」はRadeon HD 8730Mのおかげで比較的よい結果が出ている。軽めのゲームならば十分遊べるだろう。

Windowsエクスペリエンスインデックス

3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」

 Inspiron 17Rのバッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、3時間01分11秒使うことができた。このサイズで実測値が3時間以上というのはかなり優秀だ。省電力な設定をすれば、会議やちょっとした外出には十分対応してくれるだろう。

 デスクでの据え置き利用時に、外部の大型ディスプレーに接続せず本体だけで使うことを考えると、17.3型ディスプレーというのはほどよいサイズだ。これ以上大きなものになると、形状がノートPCというだけで現実には畳んで立てかけて収納したり、持ち運んだりということがしづらくなる。いざという時には持ち出して使えるメインマシンとして、ちょうど使いやすいサイズなのが魅力的だ。

デル株式会社

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