前回はAndroid端末を使って大画面でゲームをしよう! という試みを実行してみたが、スティック型Android端末の話から脱線せざるをえないなど、イマイチうまくいかなかった。
ただ、スティック型Android端末の魅力は、HDMI端子を搭載するテレビさえあれば、どこでも接続して利用できる点にある!
つまり、超大型画面のAndroidタブレット(タッチ操作はできないが)を使っているのと同等の使い勝手が得られる、ような気がする。今回は、原点にもどってスティック型Android端末をテレビにつないで活用するのに最適なアプリなどについて紹介していこう。
1万円以下の超低価格だがPC代替端末になりえるか?
スティック型Android端末は、PCの代替となり得る存在だ。しかも、端末自体が1万円以下で購入でき、そこにはOSも含まれるという意味では超低コストなコンピューターである。
注意すべきはタッチ操作ができないので最低限マウスなどが必要になる。しかも、現在市場にあるスティック型Android端末は、ほぼBluetoothは使えないので有線での接続になる。
オンキヨーの「インターネット・スティック NT-A1」は赤外線リモコンが付属しており、それでメニュー操作や項目選択は十分なのだが、ソフトウェアキーボードによる文字入力やカーソル操作といったことはやはりマウスやキーボードを使ったほうが便利。
もっとも、インターネット・スティック NT-A1はホーム画面などがリモコン操作を前提としているのでそれほど不都合を感じることはない。そしてGoogle Playに対応ぜず、自由にアプリを導入できないことが、逆にマウス・キーボードの必要性を減らしている。
一方でAndroidスティック 4 SmartTVに関しては、Mac OSを彷彿とさせるホーム画面を採用し、画面下方には「戻る」や「ホーム」のアイコンを配置するなど、マウス操作を前提としている。
そしてAndroidスティック 4 SmartTVはGoogle Playに対応しているため、アプリをインストールすることでその使い勝手は格段に向上していく。次ページではスティック型Android端末で使うと便利なアプリを紹介する。
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